映画「ノア」の紹介

映画「ノア」と言えば、ラッセル・クロウ主演の、日本上映が6月から始まるものだと思われたと思いますが、いいえ違います。「180」や「進化論 vs 神」を作成したLiving Watersが、アメリカでの上映直前に、同名の映画をやってくれました!

面白いことに、YoutubeでMovie Noahなどと検索すると、ハリウッドのノアの映画の予告編は四位で、この映画は二位、その他も、ハリウッドの映画は聖書から逸脱しているという検証ものばかりが出てきます。アメリカではクリスチャンによる批判や論評がものすごく出ていて、「映画館に見ないようにしよう」運動が広がっています。背景の日本語記事はこちらです。

映画「ノア – 約束の舟」は聖書的でしょうか?

北朝鮮のキリスト者を知る映画

東アジアキリスト青年大会には、脱北して韓国にいる姉妹二人が参加し、講義には、韓国で脱北者の若者が学校に行けるための財団の代表者の方がいらっしゃいました。そこで改めて、日本の方々に、私がこれまで見てきた、北朝鮮の人々とキリスト教の接点を知るのに、良質な映画としてご紹介したいものを取り上げます。

クロッシング

日本のニュースでの紹介

(本編はこちらです(英語字幕付き))

この映画が優れているのは、北朝鮮の人たちも全く同じ人間であり、家族愛を描いていることです。私たちと全く同じ感情や想いを持っていることを知ることができます。そして、何らかの形でキリスト教との関わりがあることも見逃せません。脱北後、また韓国内において、何らかの形でキリスト教の支援を受けています。そして、脱北者への綿密なインタビューに基づいているので、話の全体はフィクションですが、生々しい現実を映し出しています(北朝鮮内でもこの映画が密かに流布したそうで、彼ら自身、本物に近いという評価だとのこと。)

次に紹介したいのは、脱北後の韓国での生活を描く映画です。

ムサン日記 ~ 白い犬

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映画「ネファリアス」

昨日、以下の映画を鑑賞しました。

「ネファリアス」
売られる少女たちの叫び

(公式日本語サイト)

この映画について水谷潔さんのブログで知りました。「売春」という名の下で行われている人身売買のドキュメンタリー映画です。(DVDには日本語訳も含めて20か国語の字幕があります。)

この映画のあらすじは、クリスチャン新聞のサイトで読むことができます。
◎“現代の奴隷制” 性的人身売買--実態描くドキュメント映画「ネファリアス 売られる少女たちの叫び」

そして水谷潔さんの一連のブログ記事はこちら 続きを読む 映画「ネファリアス」

映画「第三神殿」

先週の水曜日、恵比寿バイブルスタディで、黙示録11章の「神殿」と「二人の証人」について学びました(原稿 ・ 音声)。黙示録10‐13章は、大患難の第七十週の半ばを中心にした出来事であり、ここで反キリストが自分の正体を現すという重要な出来事が起こります。それで私の聖書メッセージの時間が約80分と、恵比寿BSではこれまでの最長の時間を記録しました。

エルサレムの神殿の丘に第三神殿を建てようという動きは、これまでいろいろありましたが、一部のユダヤ教団体だけでなく、ヨルダンの閣僚が不満を述べたりなど、政治家が声を出すようになりました。最近は、イスラエルの閣僚からの声があったりと、不気味な音が聞こえています。

ところで、私の過去の四回のイスラエル旅行では、神殿再建財団(The Temple Institute)というユダヤ地区にある団体を訪問しましたが、彼らは自分たちで第三神殿を建てて、それでメシヤを迎えるという、ユダヤ教の中では異質な考えを持っている人々です。彼らが行っているのは、器具を用意したりして、場所さえ整えられたらすぐにでも神殿を再建できるようにしておくことです。そして、興味深いことに、韓国人監督キム・ジョンチョル氏が製作した「第三神殿」という映画に、2008年訪問時にお会いした所長さんが登場していました。

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映画「180」 (“180” Movie)

二年前に出た映画の紹介です。

180: Changing the Heart of a Nation(180:国の心を変える)

ずっと前の映画なのですが、日本語訳がなかったのでこのブログでは大きく紹介していませんでした。一度メールして日本語訳をつけてくださいとお願いしたのですが、昨日確かめたら付いていました!

【字幕の出し方】
上のYoutube映像の画面で右下に並ぶロゴの左から二番目に、「字幕(キャプション Caption)」があります。それをクリック、日本語(Japanese)を選択してください。

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慰安婦問題

慰安婦問題について、このブログで意見を申し上げることはありませんでした。けれども、キリスト者として、また聖書的観点から論じてみたいと思います。安倍首相の歴史認識が、韓国や中国のみならず米国からも問題視されている中で、日本維新の橋下大阪市長が、もっとつっこんだ意見を言いました。

まずは記事の紹介から。

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は13日夕、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を視察し同飛行場の司令官と面会した際に「もっと日本の風俗業を活用してほしい」と促していたことを明らかにした。米兵による性犯罪などの事件が後を絶たない状況を踏まえての発言だが、司令官は「米軍では禁止されている」などと取り合わなかったという。

 橋下氏は今月1日、同飛行場を視察。その際、司令官に「合法的に性的なエネルギーを解消できる場所が日本にはある。真っ正面から風俗業を活用してもらわないと、海兵隊の猛者の性的なエネルギーをコントロールできない」と述べたという。

 橋下氏によると、司令官は凍り付いたような表情をみせ、「米軍では禁止の通達を出している。これ以上、この話はやめよう」と打ち切った。

 橋下氏は記者団に対して「事件が収まる因果関係があるようなものではないが、活用を真っ正面から認めないとダメ。兵士は命を落としかねない極限状況に追い込まれており、そのエネルギーを発散させることを考えないといけない」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130513-00000589-san-soci

参考:橋本氏のぶら下がり取材の全文

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検問所 - イスラエルの日常生活

今日は、イスラエル旅行の準備のため、参加希望者の方々から受けた質問に答えたりして、一日が過ぎました。その中で、イスラエル兵になるための基礎訓練の動画や、正統派ユダヤ教の若者の踊りなどの動画を見たりしたときに、次のドキュメンタリー映画を見ました。

Checkpoint – every day life in Israel
https://youtu.be/7nGPg6LscMk

本当に良くできた映画です。今のイスラエル・パレスチナ紛争において、悲劇的なのはイスラエル人にしても、パレスチナ人にしても政治的な視点からしか見られていないことです。彼らがそれぞれ生身の人間であるにも関わらず、マスコミによって作り出されたステレオ・タイプがその素顔を見えなくさせています。

この映画には、私も記憶に覚えているナブルスの様子がしばしば出てきます。私がそこを訪れたのは2010年であり、この映画の撮影は2002-2004年で第二次インティファーダ辺りです。したがって、最もイスラエルとパレスチナの間の紛争が激しかった時であり、その時に一般のパレスチナ人がいかに生活の不便を強いられていたかを物語っています。私が訪れた時は、このような風景があったことさえ想像できない平穏な風景が広がっており、確かにパレスチナの人々は検問所を通らなければいけませんでしたが、いたって簡単な検査でした。 続きを読む 検問所 - イスラエルの日常生活

2016: オバマのアメリカ(2016: Obama’s America)

今、アメリカで全米歴代二位の興行成績を達成したという話題の映画です。マイケル・ムーアの「華氏911」には及ばないそうですが、政治ドキュメンタリー映画としては、第二位に食い込んでると言います。日本語の記事を探したら、次の記事が一番詳しかったです。

ワシントン・古森義久 「反オバマ映画」人気の理由

私は先日「もはや保守派でも、リベラル派でもない」の記事を書き、信仰的立場から今の米国保守派を批判しました。オバマ大統領については少し言及するに留めました。以前、米国リベラル派の由来についての記事を書きましたが、オバマ自身については正直なところ沢山書けませんでした。保守派からは反キリストではないかという声が有る程でしたし、彼の出生についての陰謀論が出回っていたので、私は興味が失せていました。一方、リベラル派はあの熱狂振りが理解不能でした。日本人でさえCHANGEという言葉に振り動かされていたほです。

でも、彼自身の人物像は確かな情報が出ていなかったと思います。そこで副題が、”LOVE HIM, HATE HIM, YOU DON’T KNOW HIM”というもので、実に端的に言い表していると思いました。訳せば、「オバマを愛しているにしても、憎んでいるにしても、彼のことは知らないね。」ということでしょう。どちら側も、彼を突き動かしている思想や情熱を知りません。

私個人の印象としては、前から「暗さ」を感じていました。彼の会見映像を見るたびに思います。アメリカン・ドリームとはほど遠い、というか、何か異質なものを感じます。(妻は十年以上米国に滞在し、その多くをリベラル色の強い東海岸で過ごしたけれども、私だけでなく彼女も「彼は、私の知っているアメリカと違う!」と言っています。)歴代の民主党大統領とも何かが違います。とらえどころのない謎を秘めた人です。保守派の人がこれまで民主党大統領を批判したとて、批判できるのは何か、どこかで一致できる何かがありました。けれども、それがないので空振りをしている感じです。以上が私の印象です。

そこでこの映画ですが、これはインド系米国人の政治学者ディネシュ・デスーザ氏による著書The Roots of Obama’s Rage(オバマの怒りのルーツ)を基にしています。中身は大体、次の記事二つを読めば分かるみたいです。

Forbesの記事:“How Obama Thinks”(オバマの考え方)
Washington Postの記事:“Why Barack Obama is an anti-colonialist”(バラク・オバマがなぜ反植民地主義者なのか?)

最初の産経新聞の紹介記事にまとめがありますが、「デスーザ氏は「オバマ氏の真のイデオロギー的理念は、米国がアフリカなどの開発途上国から搾取した植民地主義の結果の是正であり、そのために米国の力や富を相対的に減らすことを意図している」という結論を下す。」とのことです。私はこれで「なるほど!」と思いました。

彼のルーツは、彼のケニア人の反植民主義者の父だそうです。大していっしょに過ごしたのではないけれども、父の情熱と思想がしっかりと受け継がれていることが、彼が34歳の時に書き記した、「マイ・ドリーム―バラク・オバマ自伝」に散らばっているそうです。デスーザ氏はあるスピーチの中で次のような内容を話していました。「アメリカ人は、多様性のある多文化のアメリカの夢をオバマに投影させているが、オバマ自身の歴史を見落としている。父が反植民地主義であり、その考えをアメリカの地に適用させようとしている。普通の民主党員は、『所得をアメリカの中で再配分しようとしている』。けれどもオバマ氏は、『アメリカを世界の中に再編成しようとしている』」

これで、すとんと来ました。これが民主党や穏健リベラル派との違いです。ただ、デスーザ氏の主張がどこまで正しいのかどうか私には推し量ることはできません。特にオバマ氏による大統領としての政策に、どこまでその思想と情熱が反映できているか、つまり「したくてもできない」ものも多いのではないか、と思うからです。けれども私が前々から感じていた深い懸念と合致していました。つまり「アメリカをもうアメリカででなくしてしまい、他の世界の国々と同類にしていこうとする強い力が働いている。」と、個人的には強く感じていたからです。

最後に、私は多くの日本の人、クリスチャンを含む日本の人に言いたい。アメリカの独自性をイラク戦争後「一国主義」と言ってあれだけ批判していましたが、「本当にアメリカ無き後の世界を私たちが望んでいるのか?」ということです。アメリカが強大な国で無くなりようがないから、という甘えがあって批判していたのではないでしょうか?ちょうど、自衛隊違憲、日米安保否定の路線を立てて置きながら、一度、与党になったら一気に転回したかつての社会党のように。でも、現実にそうしていこうと思っている大統領がお望みどおり就いている、ということです。そして、あと4年続けるかもしれない、ということです。

今、現実にアメリカがアメリカでなくなっていく時代に入っていこうとしています。ジョエル・ローゼンバーグ氏が言うように、Implode(内部破裂)してしまう時期が近づいています。

最後の最後に・・・、本映画の原作者ディネシュ・デスーザ氏は福音派のクリスチャンで、キリスト教系のキングズ大学の学長でもあるそうです。キリスト教弁証学者としても有名ですが、どこかで聞いたことのある人だな?とは思っていました。また、彼はアジア系の米国移民なので、なぜ彼が保守的になったのか少し共感できます。アメリカにしかない独自性を外部にいたからこそ知ることができるので、その建国思想に純粋に帰依しやすい面があります。有色系移民一世のほうが、従来の白人よりも保守的になりやすい面が実はあります。下の記事を書いていますね。これもまたアメリカの魅力を知った時を思い出し、共感できます。(私も「アメリカに感謝している訳」なんていう記事を以前書きました。)

祝するべき10の事 /なぜ私が、反・反米主義者なのか

【後記】

カルバリーチャペルのラジオ番組KWVEで、チャック・スミス牧師がディネシュ・デスーザさんにインタビューしました!番組の録音も聞くことができます。(写真 ・ 録音)彼自身、カルバリーチャペルに通っているそうです。

ソウル・サーファー 日本公開!

ずっと前に本ブログで紹介しました、「ソウル・サーファー」がついに6月9日、日本全国同時公開となるそうです。

公式サイト「ソウル・サーファー」

すでに一般サイトでも映画紹介が数多く出て来ます。(例えば「『ソウル・サーファー』の片腕女性サーファーを直撃!「片腕よりもサーフィンを失うことの方が怖かった」」)

ネタバレは、過去の拙記事をお読みください。日本語による前宣伝には出てこない、この話の核心に触れています。三つの言葉、特に二つ目がこの映画の主題です。

わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。・・主の御告げ。・・それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。

酷いことが時に起こってしまうのがなぜだが、私には分からない。けれども、このことから良いものが出てくることを私は信じなければならない。

サーフィンが全てではない。もっと大事なのは愛であり、それはどんな津波よりも、どんな恐怖よりも大きいのだ。

「苦しみ」という人間の最も大きな課題に、真っ向から対抗している内容です。ぜひぜひご鑑賞ください!

予告編

映画の中にある「結婚」

1月12日にアメリカから日本に戻る飛行機の中で、The Debt(借り)という映画を観ました。

私は残虐さのみを前面に出す戦争映画はあまり好きではないのですが、心理戦や諜報活動の映画は好きで、特にイスラエルのモサド関係は書物も好きだし映画も好きです。上の映画は「モサドが、旧東ドイツ内でナチの犯罪人を拉致し、西側で連れてきて最終的に裁判にかける。」という、フィクションではありますが歴史と現実に即した良質な映画だ、と思っていました。

特に、女性の要員が作戦の中に組み込まれますが、それはその元ナチスの男は現在産婦人科医であり、彼から診療を受けるふりをするためです。彼女を診療している医者に向かい、毒の入った注射針を首に突き刺す場面は、圧巻でした。

けれども、がっかりしたのがモサド要員の仲間で恋に陥ることです。男性の要員二人とその女性とが三角関係になり、それが遠因となって、その国家をかけた作戦がおじゃんになります。これは、実にハリウッド的、アメリカ的な挿入であり、実際では絶対に起こらない愚かな行為です。この映画はイスラエルの映画のリメイクなのですが、オリジナルのイスラエル版では、その部分はさらっと流しているだけで強調していないそうです。(Wikipedia)

なんで、こんな映画の感想を書いているのかと言いますと、結婚や男女関係というものが、ハリウッドの中で、アメリカの中で、そして現代社会の中であまりにも軽々しく考えられている、という思いがずっとあるからです。映画の中でしばしば、会ったばかりの男女がすぐに肉体関係の中に入る姿に実にげんなりするのですが、アメリカに留学した経験の持つ私の友人によると、キャンパスではそれが当たり前だとのこと。まるでスポーツのように男女関係を変えていくのだそうです。

そして、さらに残念なことには、クリスチャンと言っている人々とそうではない人々の離婚率がそれほど変わらないという事実です。(参照記事)クリスチャンには、次の神からの命令があります。

「・・・『創造者は初めから人を男と女とに造られ、そして言われた、それゆえに、人は父母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりの者は一体となるべきである』。彼らはもはや、ふたりではなく一体である。だから、神が合わせられたものを、人は離してはならない」。」(マタイ19:4‐7)
「『それゆえ、人はその父と母を離れ、妻と結ばれ、ふたりは一心同体となる。』この奥義は偉大です。私は、キリストと教会とをさして言っているのです。」(エペソ5:30,31)
「『わたしは、離婚を憎む』とイスラエルの神、主は仰せられる。・・・」(マラキ2:16)
「結婚がすべての人に尊ばれるようにしなさい。・・・」(ヘブル13:4)

「結婚」というものが、元々、定められた意図とは全く異なる形でこの世では受け止められていて、そしてクリスチャンまでが、その価値観に影響されたまま結婚しているとしか思えません。

結婚というのは、上の御言葉にあるように神聖なものです。キリストと教会を具現している男女関係です。そこにあるのは「一心同体」です。今日、「権利」や「独立」という価値観が極めて強い中で、結婚は自らの意思や権利を、さらに高尚な価値観のゆえに放棄し、キリストのゆえに、配偶者のゆえに自らを捧げていく行為です。これができるのは、キリストに全てを捧げた者だからこそできることであり、一生、親密で成熟した関係を保っていく夫婦こそ、キリスト者であることの証しの一つになっていなければならないのです。

ですから、キリスト者は結婚を考える前に、「どんなことよりもキリストを主として、この方に仕え、従う。」という前提がなければいけません。そしてこの献身が出来ているからこそ、自分を捨てて相手に身を捧げる決意を抱くことができるのです。つまり、結婚はキリストの似姿に近づいていくことの聖化以外の何物でもありません。

男性と女性にそれぞれの弱さがありますが、男性はもちろん「目の欲」であり、肉体関係を視覚的に見ること、実際に行なうことに強い衝動を抱きます。映画にしろ何にしろ、そのような場面の出るものを避けたいと、聖さを求めるクリスチャンなら思います。女性ならその弱さは「恋愛」でしょう。私はロマンスの映画がどうも好きになれません。あまりにも非現実的であり、「白雪姫」や「美女と野獣」と同じレベルを地で行なっているようにしか見えません。男性の肉欲よりは刹那的ではないかもしれませんが、恋愛もあくまでも生理的現象の一つであり、感情の一つであり、数年経った後もそれが持続していることはあり得ないのです。

私の好きな映画に「明日の記憶」というのがあります。若年アルツハイマーにかかった中年男性を、妻が、彼が完全に彼女の記憶を失うところまで付き合っていく話になっています。私はやや年を取ったからなのでしょうか、このような最後まで続く成熟した夫婦愛、そして病身になっても献身する姿に真実の結婚愛を感じ取るのですが、これはあまりにも古臭い考えなのでしょうか??

夫婦愛をその肉体関係を含めて描いている書物が「雅歌」です。聖書の日本語訳を読んでもなかなか伝わりませんが、ここに牧師さんによる分かりやすい翻訳があります。ぜひ読んでみてください、実に官能的です。しかし、その雅歌にも夫婦の危機が描かれており、それを乗り越える姿とさらに夫婦関係が成熟する姿も描いています。(さらに詳しく学びたいか方は、ロゴスの学びに飛んでください。)こうした夫婦愛がまさに真実であり、たとえ性欲が多少減退していたとしても、むしろ幸福感はさらに増し加わるというのが実際であり、そうした面は映画では描かれることは極めて少なく(注:もちろんその場面を視覚的に出してはいけませんが)、初めの恋愛の話が大半を占めているところに、私は幻想があると見ています。

今、共和党の大統領立候補者の予備選が行なわれていますが、アメリカの私の友人である、ある兄弟が(彼は共和党支持者)、キングリッチ氏には決して投票しないことを明言していました。それは、もちろん彼の不倫経歴であります。他の候補者、ロムニー、ポール、サノトラムは、それぞれただ一人の女性に「合計117年の結婚があるのだ」と言っています!最後まで一人の女の人だけに捧げる、ということがどれだけ麗しく、すばらしく、光栄なことかと思います。

みなさん結婚を決して軽々しく考えないでください!それは、自らを主に捧げ、相手に捧げる神聖な行為です。そして「離婚をするな」というのは人を縛る言葉ではなく、その後にある悲しみと痛みを案じて主が語られていることであり、みなさんの益になることなのです。

最後に、恋愛、性、結婚について知りたい方は次のサイトをお勧めします。

小さないのちを守る会

特にその中にある「結婚、恋愛、性で悩んでいる」という欄、そして「ブログ」にある「聖書的恋愛論」の話題などが参考になります。