“牧師・教役者対象”トルコ研修旅行(2019年)

Pastor’s Familiarization “FAM” Tour of Turkey(フェイスブック)

期間:2019年3月31日~4月12日
費用:1410ドル(一人分、飛行機代なしの現地集合)
2275ドル(一人分、SFO/JFK空港からの飛行機代含む)
旅程とオンライン申込:Yosher Tours

牧師とその奥様、また教役者とその奥様を対象にした研修旅行のご案内です。パウロの小アジアにおける宣教旅行と黙示録の七つの教会を、トルコの中部から西まで横断することによって、使徒たちが宣教した町々をほとんど全てを訪れます。そしてこれは、牧師や教職者を対象とした旅なので、アメリカとトルコの旅行社による助成によって大幅に費用が値引きされています。

団長は、カルバリーチャペル・ジョージタウンディバイドの牧師、ジェイ・マカールさんです。ジェイ牧師は、イスラエル、ヨルダン、トルコ、ギリシアの聖地旅行を数多く手かげた方で、聖書に関わる著作もあり、カルバリーチャペルの聖書学校のイスラエル分校でも教鞭を取った経験があります。そして、Biblical Dinersという、聖書時代の食事風景を再現して、御言葉を説き明かしていく働きは、多くの教会の祝福となっています。

ジェイさんの、トルコ・ギリシア旅行におけるユーチューブ動画

私たちが、2018年4月に同団長による「使徒の足跡」(トルコ・ギリシア旅行)に参加しました。生涯忘れることのできないものになりそうです。これまで、イスラエル・ヨルダン・エジプトの聖地旅行に何度か行き、過去二回はロゴス・ミニストリーの聖地旅行として企画しましたが、これらは「聖書」について知る大きな助けとなりました。けれども、トルコとギリシア、特にトルコは、「新約聖書と教会」を知ることのできる旅です。

特に、当時、使徒たちが宣教に行ったローマ社会は、多神教やローマ皇帝崇拝などの異教が色濃く、けれども高度に発達した諸都市であり、そこに生きていたキリスト者の先輩と、現代の日本に住む私たちには、そのまま直接、共有できるものが沢山あることに気づきました。

ジェイさんはアメリカ人でありながら、ここの部分を上手に説明し、御言葉とその背景にあるものを浮き彫りにしてくださいます。そしてトルコ人の現地ガイドのディレク(Dilek)さんは、ご自身考古学者であり、聖書とキリスト教に非常に精通しています。そしてトルコ人ならではのきめ細い配慮を旅行者に示し、また旅が心地よいものとなるようにいろいろな努力をしてくださっています。この旅行自体が、これだけ安い費用で提供できているのも、彼女の努力は大きいです。

旅は、全て英語で行われます。けれども牧師や教役者の方々であれば、その現場に行けば大方、その内容は理解できると思います。そして事前学習をすれば、なおのこと理解が深まるでしょう。これからトルコ・ギリシア旅行の旅行記を書き進めていますので、そこでジェイさんとディレクさんの話を動画で見ることができ、日本語の要約も載せます。また、ミルトス社から使徒行伝を辿った写真集が出版されていますが、大いに参考になります。

ご一緒にどうぞ!

ロゴス・ミニストリーでも、2020年の春に「七つの教会(トルコ)とイスラエル旅行」の企画を予定しています。旅行ガイドは、トルコではディレクさん(日本語への同時通訳付き)に、そしてイスラエルでは、現地在住の日本人クリスチャン・ジャーナリストに依頼中です。そのための事前準備も兼ねて、上のジェイさん団長による研修旅行に行ってきます。

飛行機については、現地集合で、トルコのイスタンブールに行く飛行機の往復チケットを購入すればよいですが、直行便がトルコ航空で成田・イスタンブール間があります。

3月31日 TK53便 成田21:25-03:35(4月1日)イスタンブール
4月12日 TK52便 イスタンブール01:40-19:10成田

今の時点で、往復で10万円前後になっています。乗り継ぎ便であれば、他社便の使用でいろいろあるようです。

暫定的な旅程(Yosher Toursから)

一日目(3月31日日曜):日本の空港からトルコ行きの便で出発

二日目(4月1日月曜):イスタンブールに到着。現地集合組は一日、自由行動。Titanic City Hotelで宿泊、歓迎夕食会。

三日目(4月2日火曜):ボスポラス海峡クルーズにて黒海へ。テオドシウスの城壁沿いを歩き、カーリエ博物館に到着。ギリシア正教会の総主教座を訪問。Titanic City Hotelに戻り、宿泊。

四日目(4月3日水曜):コンスタンティノープル競馬場ブルーモスクハギア・ソフィア教会トプカプ宮殿グランドバザールを訪問。Titanic City Hotelに戻り、宿泊。

五日目(4月4日木曜):ホテルを出発、国内線でハタイへ。アンタキヤ(聖書のアンティオケ)に行き、聖ペテロの洞窟教会と考古学博物館を訪問。Ottoman Palace Hotelにて夕食と宿泊。

六日目(4月5日金曜):アダナ経由でタルソスへ。聖パウロの井戸を訪問。カッパドキアに向かう。地下都市群の一つを訪問。夕食と宿泊は、Kapadokya Lodge Hotelにて。

七日目(4月6日土曜):カッパドキア巡り。ギョレメ屋外博物館パシャバー地区、ウチヒサル渓谷、Güvercinlik渓谷、アヴァノス村も訪問。Kapadokya Lodge Hotelに戻り、宿泊。

八日目(4月7日日曜):コンヤ(聖書のイコニウム)に向かう、途中、スルタンハンで下車。ピシディアのアンティオケへ。それからヒエラポリスを訪問、ドミティアン門、パムッカレの石灰棚など。Pamakkule Doğa Thermal Hotelに宿泊。

九日目(4月8日月曜):パムッカレを出発、ラオディキアフィラデルフィア、そしてサルディスへ。サルディスで、アルテミス神殿やローマ帝国劇場など。イズミール(スミルナ)へ。Mövenpick Hotel İzmirで宿泊。

十日目(4月9日火曜):エペソ訪問、アルテミス神殿セルシウス図書館などの遺跡を訪問、聖ヨハネ教会も。Mövenpick Hotel İzmirで宿泊。

十一日目(4月10日水曜):イズミルを出発、ティアティラとベルガマ(古代名はペルガモン)を訪問、アレキサンドリア・トロアスへ。夕食と宿泊は、Çanakkale Kolin Hotelにて。

十二日目(4月11日木曜):チャナッカレを出発、トロイを訪問。チャナッカレからフェリー船に乗り、イスタンブールへ。Titanic City Hotelで宿泊。

十三日目:(4月12日金曜):早朝発の便にて帰国。