「音声・映像」から「生身の人」へ

共同体の崩壊

OliveLife2015Nov.今年から、B.F.P. (ブリッジ・フォー・ピース)という、キリスト者による、ユダヤ人帰還民支援団体の月刊誌「オリーブライフ」を送っていただいています。とても良質な内容、かつ祈りの課題が載っていますが、今月11月号の二つの記事には、大きなチャレンジを受けました。一つは、日本支部の局長、高田篤美さんの書いた「ハイナイトファミリーと共に立つ」です。神の家族の大切さ、ソーシャルメディア等による孤立化への警鐘、そして安息、休むことの重要性が書かれていました。そしてもう一つは、ティーチング・レターです。

「共同体に生きる -前編-TEXT:アビガイル・ウッド(BFPスタッフライター)」

「共同体のメンバーは誰一人孤立した存在ではないのです。その共同体の持つ力と健全さは、そこに属する人々の行動や喜び、そして痛みによって決まります。これは共同体に対する伝統的なユダヤ人の見解ですが、今日の世界では一般的とは言い難い考え方です。世界の傾向は互いに責任を持ち合うことから、個人主義へと向かっています。」

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