前近代がむき出しになってくる世界、そして日本

(フェイスブックからの転載)

 今、ビズテリアの勉強会で毎月「激動の世界情勢を聖書から読み解く」そして、ゆうき牧師と、毎週「聖書から見る世界情勢」で、世界情勢についてお話しさせていただいていますが、最新では、ロシアのウクライナ侵攻危機を追っています。自分の心の内を明かすと、今は、「ついに来たか・・」という感じです。

ビズテリア・クラブ

ゆうき牧師のバイブルライフコーチング「聖書から読み解く世界情勢」

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「神の会議」超自然の世界

 非常に、興味深い話が、聖書プロジェクト(Bible Project)で始まりました。それは、「超自然の世界」シリーズです。聖書は、私たちが目にしている世界だけでなく、目に見えない霊的な世界を描き、霊的な世界から、聖書全体に貫かれている、神の贖い(救い)のご計画を描いています。

  組織神学の世界では、「天使論」と呼ばれる領域に入るでしょう。けれども、そういった枠組みでは収まらない、非常に興味深い聖書研究をしている旧約聖書学者がいます。マイケル・ハイザー(Michael S. Heiser)という方です。彼は、詩篇82篇の箇所から、従来の神々(エロヒム)の考え方を変えるような、けれども聖書釈義においては一貫性をもった論を展開させています。

 神(エロヒム)はただ唯一であり、神々(エロヒム)と呼ばれているものは、偶像であり存在しないというのが従来の考え方でした。けれども、以下の箇所にあるように、明らかにエロヒムというのが、あくまでも「肩書き」であって、唯一神のことだけを指しているのではないのだということです。

「詩篇82:1 神は神の会議の中に立ち神々のただ中でさばきを下す。続きを読む 「神の会議」超自然の世界

サウジアラビア人が「パレスチナとの関係断絶」を提案

(フェイスブックの投稿から転載)

 サウジの最有力の新聞に、「パレスチナ支援をやめる時がきた」と大胆に主張する寄稿が掲載されました。パレスチナの過激な主張、イスラエルだけでなく、サウジアラビアにも牙をむいたこともあります。

Popular Saudi newspaper says it is time to stop supporting Palestinians

 サウジアラビアは、米同時多発テロの実行犯や計画者に同胞の民がいることで、若い世代は心底、イスラム過激主義を憎んだと、Enemies and Allies(敵と味方)に書いてありました。

参照ブログ「書評「Enemies and Allies(敵と味方)」

 サウジアラビアが、どうしてアブラハム合意の次の候補か?と思われる理由に、イランへの対抗があり、イスラム教の近代化の努力があり、そしてパレスチナ大義に対する疲れがあります。どんなに援助しても、支援しても、感謝されず、むしろ攻撃的にさえなってくる。UAEやバーレーンに対しても、パレスチナは牙をむきました。 続きを読む サウジアラビア人が「パレスチナとの関係断絶」を提案

信教の自由がたとえなくとも

(フェイスブックの投稿から転載)

 「信教の自由(Religious Liberty)」について、ジョン・マッカーサー牧師が批判している発言について、多くの批判があるというニュースを読みました。私はむしろ、彼の真理に基づく発言に、その勇気と明白性に強い好感を覚えました。

Clip Of Pastor John MacArthur Had Critics Pouncing…Turns Out It Was Edited

神の民は常に少数派

 我々キリスト者は、信教の自由について、神に感謝すべきことだけれども、それに頼るべきではない、ということを知らないといけないと思っていました。聖書には、常に神の民は少数派です。イスラエルの民が、ヤコブの家族から始まり、エジプトでも奴隷となっていました。そこから救い出されましたが、多数派になったのは、ソロモンの治世の時だったでしょうか。しかし、そのまま世的になり、分裂します。 続きを読む 信教の自由がたとえなくとも