2011年カルバリーチャペル宣教会議①

ずっとこのブログに書こうと思って、できないことがありました。今年1月3-6日に南カルフォルニアのミュリエッタ(Murrieta)の会議センター行なわれた、2011年カルバリーチャペル宣教会議のことです。

さまざまな牧師や宣教師が御言葉を分かち合ってくださったのですが、それの要約と私が主から教えられたことをここに書き記そうと思っていました。私自身が、初心を忘れずに、主から与えられた幻を新たにするためです。

今回の会議のテーマは、”Let the Nations Be Glad.”です。訳すと、「諸国が喜びますように」で、詩篇67:4の「国民が喜び、また喜び歌いますように」から来ています。福音に触れて変えられた人々を見る喜び、私たち宣教師がキリストの使節である特権などについての話をたくさん聞きました。(宣教会議の内容は、mp3のCDまたはDVDにて視聴できます。)

初めの説教者は、この会議の主催のカルバリーチャペル・コスタメサの副牧師ブライアン・ブローダソン(Brian Brodersen)です。彼はカルバリーチャペル・ヴィスタで牧会した後に、妻のシェリル(Cheryl)と子供たちと共にイギリスでの宣教の働きに携わりました。(その時、私たちはコスタメサの教会に通っていましたが、チャックが大きな試練を受けていると説教で話していたのが、実は娘のシェリルと孫たちがイギリスに行ってしまうことだったのです!)

ベルリンの壁崩壊後のヨーロッパにて、霊的餓え渇きの強い若い世代にカルバリーチャペルが神に用いられましたが、彼もその御業を見てきた人です。今もコスタメサの教会で、牧会だけでなく宣教に関わる奉仕に熱心に関わっておられます。

題名:「主の臨在(Presence of the Lord)」出エジプト記33:12-15

「さて、モーセは主に申し上げた。「ご覧ください。あなたは私に、『この民を連れて上れ。』と仰せになります。しかし、だれを私といっしょに遣わすかを知らせてくださいません。しかも、あなたご自身で、『わたしは、あなたを名ざして選び出した。あなたは特にわたしの心にかなっている。』と仰せになりました。今、もしも、私があなたのお心にかなっているのでしたら、どうか、あなたの道を教えてください。そうすれば、私はあなたを知ることができ、あなたのお心にかなうようになれるでしょう。この国民があなたの民であることをお心に留めてください。」すると主は仰せられた。「わたし自身がいっしょに行って、あなたを休ませよう。」それでモーセは申し上げた。「もし、あなたご自身がいっしょにおいでにならないなら、私たちをここから上らせないでください。」

第一回目の説教ということで、彼はこの会議に期待していることを分かち合いました。彼は、教会の指導者として人々を主のご臨在の中に導きいれる責任を感じています。

主の臨在は、さまざまな影響力があります。

一つは、私たちに力を与えます(詩篇68:8)。例えばイエス様が弟子たちとおられたとき、嵐をしかりつけられました。長血を患った女は癒されました。二つ目に、人の生活に変化をもたらします。三つ目に、見方を変えてくれます(詩篇73篇)。ペテロもイエス様がおられることによって、「私は罪深い者です」という告白をしました。四つ目に、主の臨在は私たちに喜びをもたらします!(これが会議のテーマです。)詩篇16:11,30:11,105:3をお読みください。五つ目に、清新(refreshment)の時を与えてくれます(使徒3:19)。もう一度、新たに主の働きを始める活力のことです。

このご臨在のある所に、人々は集まってきます。「ここに神がおられる」ことを感じることができるからです。

では、主のご臨在にまで人々を導く手助けをどのようにすれば良いのでしょうか?
1)ご臨在を願うことです。ダビデは、世における楽しさの千年よりも、主の庭の一日のほうがまさることを話しました。2)少し礼拝に変化を与えます。お決まりに型にはまらないようにするため。3)神に尋ね求めます。4)主のご臨在を期待します。

(感想)
宣教会議の基本を聞いたな、と思いました。会議で主に出会い、臨在に触れて、神の御声を聞くのは私たちがいつも期待していたことです。

そして、今回のテーマの「国民は喜びます」というのは、私たちが海外から日本に帰ってきてから、いや海外にいたときから続いている心の状態です。なぜ、こんなにも福音によって変えられる人々に出会わせてくださるのか、という喜びです。今も、LCFや恵比寿バイブルスタディを通して味わっています。

そして、主のご臨在は礼拝における課題です。信者の交わりの中に、そして御言葉の学びの中にご臨在があることを願っていますが、何よりも讃美の中で主の臨在に導きいれられることを今、強く願っています。先週の土曜日、讃美の奉仕者の方が与えられ非常に感謝しました。これからも祈り求めていきたいです。