原発より恐ろしいもの

私は、今回の大地震と津波、そして福島原発の一連の動きにおいて懸念しているのは、世界そして日本における「パニック」です。先の記事で、大地震と津波は神の注意喚起であり、日本のクリスチャンの伝道の契機、また日本の人々が福音に耳を傾けるべき神の御声であることをお話ししました。けれども、今回の原発に関わる恐れから生じる混乱は、全世界を巻き込む悪魔の仕業だと考えています。

まず、初めにお断りしたいことは、私はここで原発存続の是非を問うているのではありません。ある方は廃止を訴えるしある人たちは推進します。けれども、今、問題なのはそのことではなく、世界的に起こった現象、マスコミに煽られた一般の人々、そして国々の動きまでも動かしてしまっているほど撹乱していることです。

私は全く同じことを、ブッシュ大統領が指揮したイラク戦争についても言えました。あの時も、世界中から沸き起こったように反対運動が起こりました。マスコミが世界中の人々を煽りました。けれども、それによって蹂躙されていたイラク一般民衆がいて、結果的にイラクが民主化されて、中東全域が安定したという効果についてはどこかに追いやられています。

クリントン政権であったときも戦争を発動していましたが、全く非難がありませんでした。そしてたった今、オバマ大統領が、ブッシュ政権の時とまったく同じ根拠でリビアを攻撃しています。しかも、ブッシュ大統領の場合は、国連のみならず議会も通して行なったことなのに対して、オバマは今回、議会を素通りしていています。そして、「レジーム(政体)転換のための軍事介入」を非難している雰囲気が世界に微塵たりともありません。

ちなみに私はブッシュ大統領の決断には同情的です。またオバマ大統領の決断には賛成です。むしろなぜもっと早く軍事介入しなかったのか、とも思っています。理由は同じで「一般民衆に対する殺戮」を止めるためです。世界の大国だからこそできること、責務があります。今回の自然災害に「トモダチ作戦」によって米軍が真っ先に来てくれたように。けれども、そうであっても戦争の是非は人それぞれであり、それ自体は議論の余地があるのです。今、問題にしているのはこういうことではなく、あまりにも冷静さを欠いた不安と混乱であります。

聖書は「恐れ」や「不安」が神から来たものでないことを教えています。

「愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。なぜなら恐れには刑罰が伴っているからです。恐れる者の愛は、全きものとなっていないのです。(1ヨハネ4:18)」

そして神は、ご自分を信じない者たちに対して、この不安と恐れを植えつけることによって裁きを行なわれます。数ある戦いにおいて、その手法を神は使われました。例えば、三百人のギデオン率いるイスラエル軍が13万5千人になぜ勝てたのか?

「それぞれ陣営の周囲の持ち場に着いたので、陣営の者はみな走り出し、大声をあげて逃げた。三百人が角笛を吹き鳴らしている間に、主は、陣営の全面にわたって、同士打ちが起こるようにされた。それで陣営はツェレラのほうのベテ・ハシタや、タバテの近くのアベル・メホラの端まで逃げた。(士師記7:21-22)」

恐れと混乱から来る同士打ちです。現在、数多くの在日の外国人が国外避難しています。先日、韓国の人たちの住む東京のある地域を通りましたが、店の大半が閉まっていました。ある所は、教会そのものが閉鎖しています!一般の人たちだけでなく、フランス、アメリカ、中国、韓国、台湾などなど、政府を挙げて根拠に基づかない噂によって行動を起こしています。このことによって、日本に対する世界の評価が下がります。経済活動が停滞します。日本は経済第三の大国ですから、もう既に世界に経済不況に拍車をかけています。そして何よりも、今の被災地救援活動、その後の復興活動に大きな支障をもたらしていることが深刻です。

そして最も深刻なのは霊的影響です。以前のイラク戦争の時には、伝道をするたびに「ブッシュ大統領はクリスチャンなのになぜ戦争をするのか。」という質問を受けることによって邪魔がありました。今回は、このように日本からいなくなる、あるいは来ようとしないことで、外国人のクリスチャンまでがその影響を受けて、日本での地道な伝道活動、また日本への宣教活動に支障が出ていることです。私は今、この領域で悪魔が激しく攻撃しているのではないかと思います。

いくつか原発についての啓発的記事をご紹介したいと思います。一つは、原発で働いていた方が非常に分かりやすく説明しているブログがあります。

http://ameblo.jp/fabridge/

下のブログには、現状の分かりやすい説明と数々の有用リンクがあります。

http://ameblo.jp/satoshitaka/entry-10834940369.html

元原発関連職員であられた方で今は伝道師になっておられる方が、記事にしておられます。

http://sccrblog.blog137.fc2.com/blog-entry-31.html

そして英文ですが、どうか英語の話す外国人の方にご紹介ください。16年間核関連の仕事をされて、今はカリフォルニアにあるカルバリーチャペルの副牧師の方が大変、憂慮されて教会のサイトに啓発的記事を図入りで掲載されています。

Perspective On Japanese Nuclear Issue

「原発より恐ろしいもの」への3件のフィードバック

  1.  はじめまして。アメリカに住むものですが、こちらでの原発に関しての報道、そしてカルフォルニアのパニックには呆れています。実際に困ってる方々のことよりも、自分たちの目的(原発反対)を達成するための機会に福島原発が利用されてるようで悲しいです。
     カルフォルニアの住民は福島にいる人よりもパニックしてるのではないかとさえ思えます。私は日本にいる家族すぐ呼び寄せるべきだと勧められました。
     ご存知だと思いますが、アメリカの大手ネットワーク系は自分たちのアジェンダを伝えるのが目的で、事実は大切ではありません。先日個人的なことで新聞社からのインターヴューを受けましたが、実際記事になった物を見てびっくりでした。小さなことかもしれませんが、住所や行った学校の所在地が全く違っていました。何の為のインタヴューだったんだろうと。。。。多くの人が間違った報道によって混乱しないよう私も祈っています。

  2. お祈りありがとうございます。私もアメリカからカリフォルニアも含めて、数多くのメールを受け取り、それで初めて外国人がどんどん日本国外に逃げていることを知りました。日本の報道も酷いですが、今回はむしろ海外からの情報が今の状況を振り回しているような気がします。

    現場にいる人たちと、その現場の報道を見聞きする人たちの開きは大きいですね。2010年春にイスラエルに行った時も、地中海のトルコ籍船をイスラエル軍が拿捕した時、当地にいたのですが、全く変わらない普通の生活でした。むしろ日本に帰国してから、まるでイスラエル近海が炎上しているかのような報道がなされているので「まあいつものことだ。」と思っていました。

    当のイスラエル人は戦争に対して肝っ玉がありますが、日本人は自然災害に対しては肝っ玉が大きいような気がします。

    元来、権力を監視するのがマスコミの一つの役割ですが、今やマスコミ自体が巨大な権力マシンとなり、人々の心と思いを操作している恐ろしい悪魔の武器になっていると思います。

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