中東諸国について

先ほど、エレミヤ書の学びが51章まで来ました。あと残り1章です。

これまでイザヤ書も学び、これからエゼキエル書にも入りますが、イスラエルとユダに対する預言の他にも異邦の諸国に対するものも出てきます。このほとんどが現在の中東諸国として残っていることに気づいています。

アッシリヤ = イラク北部
バビロン = イラク南部
ペルシヤまたエラム = イラン
メディヤ = イラク北部
エジプト → そのまま
ペリシテ = パレスチナのガザ地区
モアブ = ヨルダン南部
アモン = ヨルダン北部
エドム = 死海の南、ヨルダン領
アラビヤ = アラビア半島(サウジアラビア)
ダマスコ = シリアの首都
ツロ = レバノンにある町
クシュ = エチオピアとスーダン
プテ = リビア

このように、今、ニュースで話題になっている国々、世界の秩序を揺るがしかねない国々が名を連ねています。このことを説明するのに二つ方法があります。

1)これは単なる偶然である。聖書の記述はあくまでも古代のものであり、現代の動きは現代の枠組みで考えなければいけない。
2)今は「聖書の時代」に入っている。これまでの進歩主義(宗教は古いものであり、私たちはその時代より進歩した、という考え)は破綻し、神が終末に向けてご自分の計画を収束・完成させようとしている。

みなさんは、どちらを選択するでしょうか?