「東北 希望の祭典」(3月2-4日)の報告 その1

みなさん、お祈りありがとうございました。うちの教会から妻と、瀬谷さん、久喜さんが東北に行きましたが、無事に帰宅しました。報告を聞きましたが、かなり手ごたえがあったようで主をほめたたえます。

東北・希望の祭典

三人は高速バスで仙台駅前まで行き、チャック・ロブさんが車で迎えにきてくださり、それで月浜仮設住宅に向かいました。前回の呼びかけで、無料送迎バスへの乗車を申し込んだ人はみな乗車し、その他も数名の人が乗り込んだ、とのことです。牛網の元避難所にも立ち寄り、そして石巻に接している赤井まで行って、そこで他の被災者と支援者の方々を乗せてバスは、仙台近郊にある利府の「グランディ21」に向かいました。ここは元、津波で亡くなった方々の遺体安置所だったそうですが、そこに「復活の命があるのだ」という希望を語ったわけです。

かなりの雪が降りましたが、その割には多くの人が来られたようです。

次の日、3月3日には午前中、月浜仮設住宅にてお茶会を開きました。これまでの炊き出し後のお茶会より一番多くの人が来られたようです。そして以前にも来られた男性の方もいらっしゃり、三人にご自分で獲った蟹をくださったそうです。それから、後で改めて紹介しますが、月浜の海苔の産業復興のために立ち上がった自助グループの「月光プロジェクト」の方々にも会うことができました。

肯定的な反応としては、「震災後のクリスチャンの支援を通して、クリスチャンに対するイメージが変わった」「今回の祭典で受け取った聖書は、以前配布した聖書より分かりやすい(つまり、聖書を読んでいる)」など、この地区の方々との関係がいっそう深まっただけでなく、信仰についての関心も高くなったことを感じたようです。

2日目晩のイベントには、被災者の方で信仰をもった人の体験談ビデオが上映されたとのこと。アル中で自分でも死んでしまうのかと思うぐらい飲んでいたが、それで震災に遭い、その後クリスチャンに出会いながら、なんとある時に酒の味が変わったとのこと。苦くて飲めなくなったそうなのですが、クリスチャンたちが祈っていたことを知り、それでイエス様を信じたということです。(仙台にいる私の両親も参加していましたが、「信仰ってこんなに単純でいいんだよな。」と確認できたそうです。)

福音を語るフランクリン・グラハム

イエス様を受け入れる招きをして、祈りに導くフランクリン・グラハム

その2に続く)

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