イスラエルに、パレスチナ人だけでなく中国からの労働者

(3月18日にフェイスブックに投稿)

パレスチナ人の労働者の受け入れ、これは、すばらしいこと。

イスラエルにとって、公衆衛生上、パレスチナ自治区も自国領のようにして守らなければ、自国を守れないので、緊密な連携をするのは、当然のこと。

しかし、経済においてもパレスチナ自治区を置き去りにすることはできません。パレスチナ人にとって、イスラエルは最も良い労働環境であり、イスラエルにとっても大切な労働者です。自治区に感染者が出てきた時にイスラエルは封鎖して、私の心は痛んでいました。

しかも、今回は長期出稼ぎで、宿泊代も会社が出して、それを全く利用されていないイスラエルの宿泊所にとっても利益になる。ちょっとした経済効果が望めます。

しかし、他の記事ではそれでも労働者不足を補うために、中国人1000人、ウクライナ人800人を迎える予定だということ。2週間の隔離を中国でもまたイスラエルに入って来てからもするようだが(つまり一か月近くも隔離)、イスラエルがいかに、観光客も労働者もインバウンドの国で、また中国頼みであることが分かるでしょう。

イスラエル感染者213人:さらに厳しい措置発令 2020.3.15

イタリアもそうだし、世界中いたるところがそうなのです、良い悪いは別にして、中国中心のグローバル化の中にそれぞれの国が組み込まれていて、交通の要衝である武漢発生のウィルスが、かくも全世界に拡散したのです。

日本も中国頼みはリスクが多いと悟り、少しずつ離れないといけないと思っているようですが(どこまで離れられるか知りませんが)、イスラエルにはその気配がないようです。コロナ対策はしているようですが、チャイナ・リスク対策はしていないようです。

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