まだまだ足りない節電

今日、妻はある教会の早朝祈り会から帰ってきた時、驚いたことがありました。ジョナサンとサンクスを見たら、ほとんど客が入っていないのに、煌々と電気が店内に点いていたことです。でも、店外の看板は消えていた、ということでした。

私たちは、つい数ヶ月前まで、他の国と日本の間を行き来していました。初めに行った時は、街のすべての店が閉じているのではないかと思っていました。ところが実は開店しているのです。現地の人々は、顔の輪郭の識別がつく限りにおいては、部屋の電気をつけようともしません。

そして、文句なしに停電が始まります。マンション(6階建て)にはエレベーターはありません。停電が起こると、水道もでなくなります。数日、いや、一週間続いたこともあります。人々はとても不便な中でもたくましく生きていました。

今、そのような国々の人々は、日本がこのような危機の中で、なんと秩序正しく、略奪などの犯罪もほとんど起こらず、協力して耐えて生きているのかと感動しています。このすばらしい日本とその国民を、私も誇りに思います。けれども、「急激な変化」に対して日本人は発想の転換が遅いような気がするのです、上のお店の例のように。

今朝、両方のお店に意見の電話とメールを書きました。「全部とは言いません。一部で良いですから、電灯を消したらいかがですか?あまりにも煌々と光っています。また、多少暗くても、このような危機にお客さんたちは文句を言わないと思いますよ。

一般の家庭では「カリスマ主婦」という言葉があるほど、ものすごい節約術に長けている人々が多い一方で、過剰なサービスを提供しがちな日本の会社や企業に対して、私たちも声をかけてみたらいかがでしょうか?見かけた・・

コンビニ
スーパーマーケット
デパート
その他のお店

に対して、照明を落としたらいかがですか、という意見を言っていましょう。まず、

1)会社の名前を検索にかける
2)「問い合わせ」の欄を探す
3)メールまたは電話する

です。矢鱈目たらかけるのではなく、実際に目撃したことに基づいて、具体的な店舗名を挙げると、特に話しを聞いてくれました。

(後記)ジョナサンから返信メールが入り、本日徹底させたとのことです。やはり言ってみるものです。