ヨルダン旅行日記 - 北部 6月7日

ついにヨルダンの旅行が始まりました。旅程は次の通りでした。

タバカット・ファアル(ペラ)
ウンム・カイス(ガダラ)
ジェラシュ(ゲラサ)

括弧が聖書時代の地名です。すべてデカポリスの町です。

ベイト・シェアンからヨルダンに陸路で国境を越えてから、まずペラに行きました。ペラはベテ・シェアンの少し南にあるデカポリスの町ですが、数日前に言ったベイト・シェアンがはっきり見えます。ずっとイスラエル側からヨルダンを見ていたのですが、今回はその反対を行なうことができています。

ガダラも同じく、ガリラヤ湖とゴラン高原にきわめて近いところにある遺跡群です。自分たちが昨日まで宿泊していたマアガンを見つけることができました。

そして圧巻はジェラシュ(ゲラサ)です。ヨルダンといえばペトラですが、それに次ぐ遺跡群です。ベイト・シェアンに少し似ていますが、規模がまるで違います。ローマ式の柱廊が千本あるとガイドは言っていましたが、はたして行けども行けども通りの両脇に柱廊が立っています。巨大なショッピングモールと、異教の神々への宮と、そして教会の遺跡もあります。円形劇場、競馬場もあります。ここら辺は、カイザリヤなどヘロデ時代のローマ都市と同じですね。

そしてヨルダンの首都アンマンに到着しました。ヨルダンは山地の国です。ものすごい急な山を上がったり下がったりします。けれども高地になってずっと平坦にもなります。けれども、イスラエルに比べると水の確保がなおさら難しそうです。

ジェラシュの町(北門に向かう通り)