ヨルダン旅行日記 6月8日 - ヨルダン中部

ヨルダン旅行の最高峰はペトラですが、アンマンからペトラはかなり距離があります。

ですから移動日でありますが、その途中に見学する場所はいろいろありました。次が旅程です。

ネボ山
マダバ
マカエラス
アルノン川
カラク城
ゼレデ川
ダーナ国立公園

ネボ山はもちろん、モーセが約束の地を主によって見せていただき、そして死んだところです。あいにく霞がかっていて遠くまで見られませんでしたが、モーセの偉大さを思わされました。

そしてあまり考えていませんでしたが、ヨルダン渓谷は水面下の陸地なので、ネボ山自体は高い山ではありません。別にバスが高く登ることはありませんでした。むしろヨルダン全体が高地と山地の国であり、ヨルダン川周囲だけが非常に低くなっている地形なので、アンマンから20分ぐらいで簡単に到着しました。

それからマダバがすぐ近くにあります。ここはビザンチン時代からクリスチャンの町として栄えました。そこの教会内にあるイスラエル、ヨルダン、エジプト全体のモザイクが、当時の地域を知るのにとても大事な文献になっています。

そこでおいしいヨルダン料理を食べました。ヨルダン料理はイスラエルのととても似ていますが、野菜類はイスラエルのほうが多いです。カレー味の炒めライスにチキンを載せたものとか、とてもおいしいです。

そしてさらに南下して「マカエラス」という所に行きました。死海のそばにあり、ちょどミニ・マサダという感じでした。そこでヘロデ・アンティパスがバプテスマのヨハネを斬首の形に処したと言われています。

それから大事なのは、アモンとモアブの国境になっていたアルノン川と、モアブとエドムの境になっていたゼレデ川を渡ったことです。川と言ってもワジ(涸れ川)になっており、ちょうどグランド・キャニオンのように川の部分だけが抉られているような壮大で雄大な光景でした。

そしてダーナ国立公園という所を通って、ついにペトラに到着しました!ペトラ遺跡のすぐそばにあるホテルに泊まりました。

マデバにあるモザイク(中央部分から少し右上にあるのがエルサレムです)