ビリー・グラハムの「私の望み」

間もなく、ビリー・グラハムが95歳の誕生日を迎えた時に(2013年11月7日)に、全米で一斉に放映された番組が次です。

十字架

私はこのビデオを初めて見た時に、震えが止まりませんでした。「十字架」が自分に目の前に迫ってきて、聖餐にあずかったような思いがしました。十字架に付けられたキリストは、人を変えます。180度変えます。間もなく、受難節(4月18日)、そして復活節(20日)ですが、この時期に見るには最適なビデオであると思います。まだイエス様を知らない人にもお見せすると良いビデオです。

上の日本語訳付きのビデオを先ほど見つけたのですが、本元のウェブサイトはこちらです。他の証しのビデオも紹介されています。

My Hope America with Billy Graham

北朝鮮のキリスト者を知る映画

東アジアキリスト青年大会には、脱北して韓国にいる姉妹二人が参加し、講義には、韓国で脱北者の若者が学校に行けるための財団の代表者の方がいらっしゃいました。そこで改めて、日本の方々に、私がこれまで見てきた、北朝鮮の人々とキリスト教の接点を知るのに、良質な映画としてご紹介したいものを取り上げます。

クロッシング

日本のニュースでの紹介

(本編はこちらです(英語字幕付き))

この映画が優れているのは、北朝鮮の人たちも全く同じ人間であり、家族愛を描いていることです。私たちと全く同じ感情や想いを持っていることを知ることができます。そして、何らかの形でキリスト教との関わりがあることも見逃せません。脱北後、また韓国内において、何らかの形でキリスト教の支援を受けています。そして、脱北者への綿密なインタビューに基づいているので、話の全体はフィクションですが、生々しい現実を映し出しています(北朝鮮内でもこの映画が密かに流布したそうで、彼ら自身、本物に近いという評価だとのこと。)

次に紹介したいのは、脱北後の韓国での生活を描く映画です。

ムサン日記 ~ 白い犬

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等身大で見るキリスト者

水谷潔さんが、フランクリン・グラハムとその息子ウィル・グラハムが日本でクルセード(伝道集会)を開くことについて、疑問を抱いている牧師さんの下のブログ記事をリンクしておられます(元記事はこちら)。(注:【後記】を書いています、この記事の一番下にあります。)

福音派キリスト教とフランクリン・グラハム伝道大会

アメリカ主義が輸入された教会というものを体験した筆者にとって、確かにこの伝道大会とは心理的な距離を取りたいという思いが伝わってきます。日本の教会が、未だに米国の宣教活動に過度に依存していることへの嘆きは、よく伝わってきました。韓国の教会の宣教方法もそれがアメリカ式だという批判をされていますが、そのことも良く分かります。

この方の書かれた終末に生きる神の民についてのブログ記事で、大きく教わるところがあり、私も悔い改めに導かれました。これはぜひ、他の方々にもお勧めする論考です。そしてこの方の書かれた著書もざっと読みましたが、じっくりと聖書に取り組んだ跡が残っています。

「類型化」という過ち

ただ、その論点の背後にある流れには疑問があります。それを一言でいえば「類型化」です。

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東アジアキリスト青年大会第四回

去年暮れ、本ブログでご紹介した2月13‐15日に開かれた「東アジアキリスト青年大会」ですが、無事帰ってきました。今回は、第三回以上に霊的に充実した恵みに溢れた大会となりました。日中韓の関係が悪化している中で、むしろ世の光としてキリスト者がこれまでにない一致と平和を若者たちの間で享受できたと思います。

詳しい報告は、時を追ってこれから少しずつご紹介していくと思いますが、まだ興奮の冷めないうちに書き留めておきたいと思います。

まず、参加者の構成です。前回は、日本人が私たち夫婦しかいなかったのですが、今回は合計9名が参加できました。また日本に在住の中国と韓国の兄弟姉妹も参加し、日本からは合計20名以上になります。そして中国本土からは二名が参加、さらに脱北者の姉妹も二名参加です。合計50数名による大会です。

そして共通しているのは、大会前の「不安」です。初めての人は大きな期待を抱きながらも、青年のみならず講師として招かれている先生方も初めての人は不安だったと思います。一体この大会が何であるのか、その内容が見えないということ、さらに、日中韓の関係悪化の中で何か嫌な経験をするのではないか、という不安も少なからずあった`かもしれません。しかし、共に三か国語の歌詞が出ているスクリーンを見ながら同じ賛美を歌い、御言葉を聞き、共に祈りあう時間を過ごしながら、一気に主のご臨在に中に引き込まれました。 続きを読む 東アジアキリスト青年大会第四回

2014年カルバリーチャペル宣教会議

みなさん、こんにちは!お知らせが遅くなってすみません、今、カリフォルニアのミュリエッタ(Murrieta)にあるカルバリーチャペルの会議センターからブログを発信しています。宣教会議が6日から10日まで開かれています。テーマは下にあるとおり、「わたしはあなたを遣わします」(ヨハネ20:21)です。

CCCMMissConf2013-event-tab

今回は、ライブで視聴、その後もアーカイブされているので、無料視聴できます。下のリンク先に行ってください。

Calvary Chapel Missions Conference

セッション2では、イランで禁固刑で拘束されているイラン系米国人牧師サイード・アベディニさんの奥様がお話しされました。神が弱い者、愚かな者を用いられるが、私たちは常に自分を否むこと、自分を十字架に付けることの重要性を話しておられました。今もご自身の体が具合が悪い中でお話しされていました。

また、アップデートしていきます。感謝。

再びNHKが「中国で拡大するキリスト教」

昨夜、NHKが再び中国キリスト教を取り上げました。

ワールドWave NHK BS1
特集:「中国で拡大するキリスト教・共産党が公認の教会に財政支援、 一方で無許可教会には弾圧も!」

下の記事で紹介したNHKスペシャル番組と、ほぼ映像も内容も合致したものとなっています。

中国激動 “さまよえる”人民のこころ

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中国激動 “さまよえる”人民のこころ

何人かの人から、このNHKスペシャル番組の反響が届きました。

中国激動 “さまよえる”人民のこころ

番組紹介としては儒教の話しか出てきませんが、こちらの詳しい内容の紹介のように、中国の家の教会が、拝金主義による中国人民の渇いた心を満たす存在として、今や、共産党員をしのぐ人数(一億人!)になっている、ということまで報道しています。

NHKオンデマンド

私の思ったことを書きます。

中国政府の大きな変化

下の記事を熟読してください。NHKの社会面の報道以上に、霊的な側面での今の中国をしっかりと説明・報告しています。(今後の保存のため、こちらに全部引用します)

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中国政府、「家の教会」事実上黙認へ
社会との調和、不正問題解決への取り組み姿勢、引き続き注視

中国宣教の専門家らによると、中国政府は、これまで政府の認可を受けず「家の教会」として信仰活動を続け、信徒が急増している地下教会について、事実上黙認する見通しだという。11日付の米ゴスペルヘラルド紙が報じた。 続きを読む 中国激動 “さまよえる”人民のこころ

中韓の人と日本人の淵

先週は、私、そして私たちの教会にとって、「ベトナム週」になりました。日本語学校に現在、増えているベトナム人の学生と文化交流をし、また教会に興味のある学生に声をかけて、礼拝にも数名、来てくれました。私はその中で、日本にいて自分自身も感じていたこと、それがベトナム人の学生の子の口から、ぽろっと出て、「これだ!」と思った一言があります。それは「日本人は冷たい」です。彼女は、「そう思っていたけれども、こんなに温かくしてくれる日本人がいるんだ」と言って感動していました。そして会が終わった後もずっと離れずに、まるで小学生が大学生のボランティアのお兄さん、お姉さんに離れないかのように(もちろんこれは比喩で、実際は20歳代)、素直で、人懐っこい子たちでした。

上の一言は、ある、中国人の子の口からもぼそっと出たのを聞いたことがあります。彼女によると、日本にいる中国の人は日本人が好きではないだろう、ということです。「では、あなたはどうなの?」と尋ねると、「普通の日本人は・・・」と答えていました。そう、日本に在住する外国人に心を寄せるのは例外的な日本人であり、他の一般の日本の人たちには、概して好印象を持つのが難しい、とのことです(そして彼女は、これは文化の違いであることも理解しています)。 続きを読む 中韓の人と日本人の淵

映画「180」 (“180” Movie)

二年前に出た映画の紹介です。

180: Changing the Heart of a Nation(180:国の心を変える)

ずっと前の映画なのですが、日本語訳がなかったのでこのブログでは大きく紹介していませんでした。一度メールして日本語訳をつけてくださいとお願いしたのですが、昨日確かめたら付いていました!

【字幕の出し方】
上のYoutube映像の画面で右下に並ぶロゴの左から二番目に、「字幕(キャプション Caption)」があります。それをクリック、日本語(Japanese)を選択してください。

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東京中国人伝道会の報告

本ブログで、東京中国人伝道会の報告をさせていただいていました。

東京中国人伝道会(5月11,12日)

私たちは二週間、海外にいたため実際の伝道会には参加できませんでしたが、東京中国人伝道会の報告を帰国後にたくさん聞きました。本当にすばらしかったとのこと。私の周りの中国人の兄弟姉妹も、続々と伝道会に集っていたようです。いつも懇意にしていただいている静岡城北キリスト教会(牧者:見城和人)に通っている兄弟も来、日本のカルバリーチャペルに通っている中国系の姉妹方も行かれ、昨夜は私の友人の栃木県に住む中国系兄弟も、中国人を誘って行ったとのこと。

まずは、クリスチャン新聞の報告から

2013年05月26日号: ◎中国宣教を日本で--日本初、全国規模で華人伝道大会を開催
 中国が1949年に共産党政権の「大陸」、国民党政権の「台湾」に分かれて64年が経つ。天安門事件からは6月4日で24年目だ。大陸でも、世界中に離散した中国人からも多くのクリスチャンが生まれている。日中の外交関係に緊張が走る一方、日本各地の華人教会は協力して、初の中国人伝道大会を5月11、12日に東京で開いた。2日間3集会で、のべ2,910人が参加、うち241人が信仰決心のカードを提出した。

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