2017年秋の修養会「教会家族」

今年も恒例の、カルバリーチャペル西東京と合同の、秋の修養会を行ないました。


教会家族 2017年 秋の修養会
(「キリスト教殉教者 記念研修会館」にて)

リンク先に、賛美、証し、メッセージの音声が掲載されています。(私の話した原稿は、こちらです。「②聖さを保つ交わり 」「 礼拝「肉の家族と教会家族」」「④神の家族の再会」)

聖書には、私たち信仰を持つ者たちは、「神の家族」(エペソ2章19節)と呼ばれています。信仰は単なる個人の救いや修養だけでなく、信じた者が共に結び合わされ、教会家族として共に生きていく姿を伝えています。

私たちの教会も、とても良い意味で落ち着きました。今年における大きな恵みは、80歳を超えた姉妹を含め、四人の方が7月にバプテスマを受けられたことです。その内、三人が修養会に参加しました。

そして、カルバリー西東京の兄弟姉妹との交わりも、ずっと前から知り合いであったかのように、初めて会う人々もとても打ち解けて交わっています。私もこの時はとてもゆったりできていて、近くにある温泉も手伝ってか、心がだらりと(?)開いた状態でお話しでき、またお話しを聞くことが出来ています。 続きを読む 2017年秋の修養会「教会家族」

16年目を迎えた米国同時多発テロ

フェイスブックにおける投稿

16年前の昨日、世界が多く変わりました。いろいろな意味で変わりました。テロ戦の時代に入ったというのはもちろんのこと、世界の価値観がみるみるうちに変わり、今もその延長にあると言えます。

教会も、霊的に変わりました。かつて二つの世界大戦やナチスがユダヤ人などに行った悪を見て、人々は進歩して、理想の世界になるのだとする価値観が、キリスト教会の中にさえあったのが、粉砕されました。けれども、米国同時多発テロによって、人間が何も変わっていない、いや文明論、歴史観そのものが揺るがされるような形で、悪が噴出しました。ナチスはいみじくも、「科学」の名において悪を行ないましたが、イスラム過激派は、古典であるとされていた、昔話とされていた彼らの信じる聖典に触発されて行なっているのですから。

聖書を信仰するのであれば、イエス様の言われている終わりの徴、預言者たちが語っていた徴が顕著に現れていることが分かります。そして聖書は古典ではない、人は進歩するのではなく、神が何千年も前に語られていることが甦るということを経験し続けています。

しかし人間は、それを直視したくなかった。客観的事実を観たくなかった。そこでポスト・モダンとも言われる、「事実ではなく、感じることが大事なのだ」という哲学が、16年前の9月11日の衝撃から始まりました。感情が絶対化され、自己が肥大化され、人々が今よければよい、と思っています。 続きを読む 16年目を迎えた米国同時多発テロ

「オリーブ山便り」リニューアル

お知らせです。

在イスラエルの日本人キリスト者から発信される、中東・世界情勢ニュース「オリーブ山便り」が、ウェブサイトとしてリニューアルしました。

私が日頃接している、日本語による中東・世界情勢ニュースでは、オリーブ山便りに並ぶものはありません。とてもバランスよく、イスラエル当地や欧米から発信される英文記事をまとめ、そしてキリスト者の視点でそれを解説しています。ご本人は、これを主に仕える働きとして行われていますが、ジャーナリストとしても、一般の記者による報道と負けず劣らずの内容になっています。

現地からのニュース発信のみならず、講演や講義の依頼にもお応えされています。さらに最近、イスラエル政府からの公認旅行ガイドの資格を取得されたので、イスラエル国内の旅行案内や執り成しの祈りの働きのお手伝いなど、お手伝いすることがおできになります。⇒「ガイド/講演依頼

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