東アジアキリスト青年会@済州島!(2013年2月12-15日)

今年の初めに東京で行なわれた、日中韓のキリスト者の集まりを、来年は済州島(チェジュド)で行ないます。済州は、韓国内では「韓国のハワイ」と呼ばれておりますが、日本にとっては沖縄みたいな感じで、新婚旅行やレジャーを楽しみにいく人が訪れるところです。

内容は、ずばり「日本・中国・韓国の若いキリスト者の交わり」です。三カ国からのそれぞれの講師による集会そして祈りの時間もありますが、言語の障壁を越えることのできる工夫を凝らした交わる時間をたくさん設けています。

そしてせっかく済州に来たのだから、島観光付きです!

そして韓国以外からの参加者は、参加費・宿泊費(食事付き)は免除です!だから飛行機代だけ心配してください。(済州には成田や関空から大韓航空が直行便を出しています。→ おすすめ格安航空券サイト「トラベルコちゃん」)

申込連絡また質問等は、info@logos-ministries.orgにお願いします。(韓国語の分かるかたは直接、peace@threetogether.orgへどうぞ。)案内チラシは右のポスターをクリックしてください。

私たち日本人クリスチャンにとって、中国と韓国の兄弟たちと交わることは、大きな使命の一つだと感じています。二つの理由からです。

1)天国を味わう必要がある

「彼らは、新しい歌を歌って言った。「あなたは、巻き物を受け取って、その封印を解くのにふさわしい方です。あなたは、ほふられて、その血により、あらゆる部族、国語、民族、国民の中から、神のために人々を贖い、私たちの神のために、この人々を王国とし、祭司とされました。彼らは地上を治めるのです。」(黙示録5:9-10)」

これは、天に引き上げられた教会が歌っている賛美です。天には、日本人の信者しないないのではないのです!そして日本人の区画があるわけではないのです。バベルの塔以降、ばらばらにされた言語と民族がキリストにあって回復する至福を味わう、という大きな側面が天においては存在します。

私たちは外国と言えば、アメリカ人また韓国人などの宣教師との付き合いぐらいの関心しかないでしょう。けれども、その関係はいつまでも「助けてもらっている」という関係です。そしてその他の関心は常に自分たちのこと、知人や友人のこと、家族のこと、自分や自分の仲間の教会のことでいっぱいです。もちろんそれら一つ一つが主にあってとっても大切なものです。けれどもそれが天の全貌ではないのです。

ある日本人の牧師さんから、こんな質問を受けました。「韓国の人も、中国の人も、我々との信仰に違いはないのか?」私は確信をもって答えました。「まったく同じです!」ここが醍醐味で、自分とは接点がなさそうにみえる韓国人や中国人が、実はイエス・キリストにあって全く一つにされているという不思議な体験を味わえます。だから、共に祈るとき、共に賛美して、共に御言葉を聞くときに、私たちは天国の前味を得ることができるのです。

2)隣人を愛する必要がある

他国の人の中でも、中国と韓国は日本とは切っても切り離せない長い関係と歴史を持っています。それにも関わらず、いやそれだからこそ仲たがいする歴史も長いです。例えば最近の領土問題によって、日本人の中国や韓国に対するイメージがかなり低下しているという調査が出ました。

私は、これは互いに近い隣人だからこそ起こっている問題だと思っています。遠くにいる人を好きになるのは簡単です。近づけば近づくほど、相手の悪いところが見えてきて嫌いになります。だからこそ、私たちキリスト者はあえて互いに愛することによって、世における光として輝くことができます。

朝鮮半島においても、中国本土においても、キリスト教会史において記録的な霊的覚醒が起こり、その霊的影響力は甚大です。けれども両国とも、特に近現代において日本という存在がなければ決して今のような国になれなかったという面があります。ゆえに、二つの国から霊的な影響を受け、学ぶことができる一方で、私たちが日本にいる者としてこの二つの国の兄弟姉妹を助けることのできるインフラ(基盤)が既にあるのだ、ということにも気づかなければいけません。

単に表面的な「韓流」「独島」、また「尖閣諸島」「反日デモ」という問題ではない、あまりにも深く広い三国の交流が横たわっていることを、その底流を、何気ない触れ合いで感じ取ることが必ずできます。

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