東松島救援旅行12月12-14日 その①

みなさん、お祈りありがとうございます。今年最後になる救援旅行から昨日無事に帰ってきました。

いつもの通り、運転手のいない私たちの旅行は運転手探しから始まるのですが、今回は主催が既に仙台に引越ししたチャック&由美・ロブさんで、そしてお二人を送り出している沖縄のカルバリーチャペル宜野湾のチームによる、クリスマス慰問コンサートが主体です。私はただそこに独りで付いていこうと思って始めは同乗をお願いしていましたが、最近、妻が知り合った韓国人の牧師さん夫婦の旦那さま(朴牧師)が同行したいと申し出てくださいました。そして今、日本に旅行に来ている姪の方もいっしょに四人で足立区を出発しました。

12日午後4時頃に到着しましたが、特にその人はすることがありません。月浜を少し見た後に松島に戻って、以前、宿泊に使った湯の原温泉の隣にある500円温泉に入りました。食事もそこで取りましたが、私と妻は松島では名産のカキフライを食べましたが、かなりおいしかったです。

そして13日は午前9時に、牛網の隣にある「小野駅前仮設住宅」に到着しました。ここが牛網の避難所の人たちが数家族住んでいるところで、そのつてで、談話室でクリスマスコンサートをすることになりました。

初めに、チャックさんが全部日本語で、挨拶の言葉と自己紹介の言葉を話してくださいました!それから、ザック・ルイスさんがクリスマスの歌をうたい、そしてチャックさんによるクリスマスの話が始まりました。単純に、しっかりとキリストの受肉、そして十字架と復活の福音を語りました。そしてザック・ルイスさんのお父さんで、カルバリー宜野湾の牧師のトミーさんが、何曲か日本語で讃美を導き、それからお茶の時間になりました。

私たちにとっては、牛網の今泉さんの他はほとんどが顔の知らない方々でした。野蒜地区や浜市の人々もこの仮設には住んでいるからです。けれども、やはり津波の時のお話を分かち合ってくださりました。辛かったのは、近所で寝たきりのおじいさんかおばあさんを助けようとした方は、「私は構わないから、あなたは逃げなさい。」と言われて、逃げて助かったという話でした。仕方がなかったとは言えども、助けられなかったという心の傷は大変深いものがあります。

そして、私たちはそこでお弁当を食べてすぐに月浜の仮設住宅へ動きました。

その②へ続く)