美しい日本、美しい血潮

下は、オーストラリアの映像作家が、日本の美しさを描いて作ったビデオだそうです。日本人である私も、海外経験が多いからなのか、似たような美しさで感動しています。当たり前にしているその風景が、なんと美しいんだろうと思いますが、この人の映像がそれを良く描き出しています。

LOVE JAPAN from David Anthony Parkinson on Vimeo.

そしてもう一つ注目したいのは、この映像は日本の神社仏閣や習俗的なものも、一つの芸術美として取り入れていることです。私も、神社や寺院にある芸術的美しさを感じます。自然の美に溶け込んでいますね。

そこでキリスト者として考えなければいけないのは、次のことです。これらは神の下さった賜物であり「一般啓示」また「一般恩恵」と呼ばれています。神がこんなにも美しい日本を下さったことを、感謝します。けれども、それと私たちの内にある、これらのものを造られた神を認めることをしない罪があるということです。

そして、創造主を認めないで、自分の都合に合わせた偶像を造っているのです。それは単に石や木でできたものではなく、それ以上にご都合主義で神々さえも利用しているという心の中の偶像性のことを話しています。

これを「特別啓示」また「特別恩恵」と言います。人は神から離れているという罪があります。この罪を言わないで、キリストがなぜ十字架にかかったかを知ることはできないし、十字架が分からなければ神の愛も分かりません。

参照ブログ:左から右に揺れる教会

「美しさの中にある醜さ」と言ったらよいでしょうか、こんなに美しく安定し、住みやすいところなのに、自殺者が毎年三万人ぐらいいる、戦争が起こっている中東では生きたくても殺されているのに、戦争が起こっていないのに自ら命を絶っています。


映画「自殺者一万人を救う戦い」

そこに、私たちは単なる自然、歴史、伝統では救われない「特別恩恵」が必要なのです。それが、聖書にある、神の救いのご計画です。十字架の上で溢れ出たキリストの血潮は、罪に拠る私たちの傷ついた心を癒し、私たちの咎が洗い清められ、痛くしかし甘い神の愛がほとばしり出ています。一番上の映像と共に、下のキリストの受難の映像を見ると良いでしょう。


映画「キリストの受難」

「美しい日本、美しい血潮」への2件のフィードバック

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