今の日本人の心に届く

とても読み応えのある連載記事がありました。

戦後70年に向けて

第一弾も読みましたが、第二弾「いま靖国から」は特に注目しました。次に問いかけに目が留まり、すべての記事を読み、果たしてその通りだと思いました。(注:記事を全て読むには会員登録をする必要がありますが、無料です。)

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「靖国」を支える今の空気は、靖国史観・戦前回帰・軍国主義といった視点ではとらえられないのではないか。21世紀の日本に新たな回路が根を張りつつある。その現場を歩いた。
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しっかりとした取材をしています。最近の神社や靖国回帰は、単なる右傾化では済まされない、八十年代以降の日本人の自信の喪失を補完するものであるという指摘ですが、今の日本人の深いところに流れているものを汲み取ったのではないかと感じています。ですから、この流れを単に批判で終わらせては、私たちがこの地に置かれている教会の使命、地の塩としての使命を全うしていないのではないかと思いました。

知識人に見下げられた人たち

教会や、聖書を教える現場において、以前、新興宗教を回ったことのある方々がおられます。また、自己啓発系のものに関わった方もいます。マスコミは大方こうしたものを見下げ、変種のものとして報道をしています。そして、知的活動に対しての報道をもっと多くします。いわゆる「リベラル」に偏っています。元々マスコミは、言論を仕事にしていますからある程度、仕方がありません。 続きを読む 今の日本人の心に届く