映画「ノア約束の舟」詳細解説

以前、「映画「ノア」の紹介」という記事を書きましたが、MGFのカズさんが詳細な聖書からの解説をしておられます!

明日日本公開映画『ノア 約束の舟』を観て後悔しないために

情報満載ですが、箱舟の解説が聖書の学徒としては大変役に立ちます。舟の寸法についてですが、私も、その寸法で信仰に至ったという工学を専門にされていた日本人の話を聞いたことがあります。

そして極めつけは、次の演歌!歌詞はしっかり聖書記述に即していて、よくぞやってくれた!と言いたい、八代亜紀さんへ。

本物の「天使にラブソングを」

ちょっと息抜きの話題を。以前、記事「単純な信仰のススメ」においてこんな言葉を引用しました。「日本のキリスト教はインテリのキリスト教となっていて、大衆の方を向いていない、日本にキリスト教を広まるためには、インテリ的というエリート意識を捨てて大衆の方を向かなければならない・・」

前から知っていたユーチューブ動画を見て、カトリックなのですが羨ましくなったニュースがありました。

シスターが歌のオーディション番組に出演して世界中から大絶賛 / 映画『天使にラブソングを』が現実に!

この後に、フランシス法王が外に御言葉を伝えよという呼びかけに答えたものだと話し、彼にも来てほしいと冗談交じりで話したとか。すると、その後の大会で何と審査員の一人に法王がいた、との記事もあります。 続きを読む 本物の「天使にラブソングを」

信徒がかかわる、牧師のメンタルヘルス

牧師夫人を愛する」「牧師の告白する弱さ」に関連して、またもや自分自身にも関わる話ばかりで申し訳ないなあと思いつつ、書きとめます。今、キリスト教書店に行けば、積み上がっている本がありまして、藤掛明先生と言う臨床心理士による以下の本が売られています。

「牧会相談の実際」出版社あめんどう

牧会相談の実際前置き:教会と精神医療の関わり

ちょっと長く信仰生活を送られている方は、日本また世界にある、精神医療や心理学とキリスト教との関わりにおいて、その変遷をご存知であろうと思います。この多元化した社会の中で、キリスト教会が福音宣教をしていく時に、それを聞いていく人々に、精神的な病あるいはその傾向がある人々が急増していきました。

その必要に応えるべく、牧者や教会関係者たちも精神医療や心理学の知識が必要であるという考えが始まりました。しかし、それがあたかも福音に代わるものとして受け入れられてきた時期(1980-90年代)があり、それは今も続いていると思います。「表層的な理解に基づくカウンセリングの技法を活用しようとして、うまくいかない事例も多く見られる」「カウンセリングに過剰な期待感があるのも事実」(本書10頁)という傾向がかなり強いです。下のブログシリーズにもその傾向、すなわち「心理学的信仰」が一世風靡したことが言及されています。

秋葉原無差別殺傷事件-自己愛の果てに 「聖書は何と言っているのか?」

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