カルバリーチャペル・アジア宣教大会2016年

thai_chaingmai9月25日の夜から10月5日まで、海外に行っておりました。9月26日から29日まで、私たちにとっては初めての、カルバリーチャペル・アジア宣教大会に参加しました。場所はタイのチェンマイです。

タイは私たちにとって、初めての国でした。飛行機から見えるその緑豊かな風景、そして降り立った時の、暑いけれども、何とも言えない柔らかな湿気、そして人々の優しさは、とても日本と親和性があると思いました。聞く所によると、物を置き忘れても誰も盗っていかないとのこと。挨拶する時の手を合わせたお辞儀など、仏教の影響が良い意味であるのでしょう。ただ、福音宣教としては、日本と同じような課題を抱えていることは想像できました。

カルバリーチャペル・コスタメサ主催のアジア地域の宣教大会は、何年も香港で行われてました。けれども市内の中のホテルで、外に出れば繁華街であり、ホテル代も高かったそうです。それで、タイに去年から移しています。ここの利点は、カンボジアなど、他の東南アジアの国々で働きを行なっている人々、また信教の自由が制限されている国々からも、比較的容易に来やすいことがあります。それで、多くのキリスト教の団体がチェンマイに来て、同じように大会を開いたりするのだそうです。主催側は企画時に東アジアからの国々からは不便になるのでは?という心配があったのですが、私たちは、香港に行くのと同じような飛行機代でした。

泊まったところは、「ホライズン・ビレッジ&リゾート(Horizon Village & Resort) 」です。 続きを読む カルバリーチャペル・アジア宣教大会2016年

「神はなぜ戦争をお許しになるのか」④

「神はなぜ戦争をお許しになるのか」続き:

inochinokotoba2016_11今月の、月刊「いのちのことば」11月号に、小生の本書の書評が掲載されました。これまで書いたことの短いまとめですが、ご笑覧をいただければ幸いです。

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不穏な動きに霊的に備えるために
十分な知恵を与えてくれる

私が信仰をもって聖書に取り組んで以来、本書ほど戦争についてはっきりと知ったことはないと思います。読みながら、圧倒的な神の臨在を感じました。
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まず、邦訳出版が戦後七十年の終戦記念日という節目であり、今と当時の状況が似ています。第一次世界大戦を経て、第二次大戦が勃発した直後に、礼拝において五回連続で講解説教したものということですが、現在、世界ではイスラム主義のテロ拡散、国々の軍拡があり、国内では、平和主義の定義について世論が分かれています。そうした不穏な動きに霊的に備えるための十分な知恵を与えてくれます。 続きを読む 「神はなぜ戦争をお許しになるのか」④