カルバリー20代キャンプ「社会に仕える」

カルバリーチャペル20代キャンプを、19‐20日で終えました。主を愛する若い兄弟姉妹に囲まれて、とても充実した時を持ちました。キャンプでは、メッセージの他にディスカッション、Y兄弟の証し、ゲームなどもありました。

テーマは、「社会に仕える」でありますが、以前、ブログ記事にした内容に沿ったものです。

「働くことの意味」ロイド・ジョンズ著

①「主に従うように」ペテロ第一2章11‐25節(音声 ・ 原稿

②「勇気をもって」ダニエル書1章(音声 ・ 原稿

③「神をあがめる王」ダニエル2‐4章(音声 ・ 原稿

自己同一性の否定

以前から「リベラルの価値観が暴走し、人々の自由を奪い取っている」ということを話させていただいていますが、日本では実感が薄いかもしれません、けれども、人々の心を蝕んでいることは確かです。

Video: Can this 5’9″ white guy be a 6’5″ Chinese woman?(ビデオ:180㌢の白人男性が198㌢の中国人女性になれるのか?)

本場の欧米では、価値観の混乱によって、信じられないことが起こっています。この記事は、社会実験として、白人の男性が、大学のキャンパスで質問していくものです。動画もありますので、ご覧になるとよいでしょう。

私たち日本人は、「同性愛が自然のものではないでしょう?」という感覚が以前はあったのですが、今は、マスコミの情報によって、また政府や行政も平等という名の下で、その権利を拡充する方向に進んでいっているので、あまり違和感を抱かなくなってきていることでしょう。 続きを読む 自己同一性の否定

「国家主義」について問う

昨日、「舟の右側」2017年3月号をキリスト教書店で購入しました。ここの表紙に大きく紹介されている三つの記事に興味を持ったからです。一つは、「ミッション・スクールの使命に生きる」ということで、元KGK主事の安藤理恵子玉川聖学院学院長の証しです。私が大学生の時、KGKに関わっていた時に、安藤主事もおられたので、その記事を読み、懐かしく思い出しました。

そして、二つの特別寄稿があります。これが大きな目当てでした。一つは、「『沈黙』をヨシュア記の視点から読む」(牧師 高橋秀典氏)であり、フェイスブックで当映画についての批評や感想を、たくさん互いに分かち合い、有意義でした。すでに、ブログにてこの記事の元となっている説教の要約を紹介させていただいています。⇒「『恐れ』を恐れよ

もう一つの寄稿について議論したいと思います。「国家と国家主義 「教会と国家」を聖書から見る(1)」(牧師 水草修治氏)です。最近、フェイスブックのページにてご本人と意見交換をさせていただきました。次の論考に似た内容になっております。

聖書から見た「教会と国家」PDF

自分の「国の見方」の変遷

上の論考、また雑誌の記事を読み、自分が聖書から読む国家観と似ていると思いました。特に、かつて自分が「聖書預言の旅」を書いた時に、天皇制の問題にも言及したように、以前は同じような国家観を持っていました。説教の中でも、折に触れて、国家主義に対する危機意識に言及していました。 続きを読む 「国家主義」について問う