お勧め翻訳サイト”DIVINE US”

以前もここで紹介させていただいたことがありますが、アメリカに在住している方で、数多くの聖書講解や聖書預言のメッセージを翻訳し、ユーチューブにアップロードしておられる「木下言波」さんのサイトがあります。

DIVINE US, INC

ユーチューブ・チャンネル

ブログ「神さんの言うとおり」

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カルバリーチャペルの聖書講解

主に訳しておられるのは、聖書講解であれば、カルバリーチャペルの牧者の中で良く知られている「ジョン・コーソン(Jon Courson)」さんによるものです。創世記と黙示録をずっと訳しておられます。

例:牧者ジョン・コーソンによる黙示録1章

カルバリーチャペルの聖書預言解説

そして聖書預言については、カルバリーチャペル・カネオヘの牧者「JDファラグ」さんによる「聖書預言アップデート」またイスラエル人ガイドAmir Tsafatiさんがあります。JDさんは、エジプト人の家系で、確かレバノン出身ですが、アラビア語の名前を使うとアメリカ人が発音できないので、JD(ジェイディー)と呼ばせているそうです。

例1:トルコにおけるクーデター未遂について(先月のもの)
https://youtu.be/ZIwPo4O_E_E

ぜひ、「お気に入り」に入れて、視聴し続けて見てください。

関連記事:「ハーベスト・クルセード2014(字幕付)

聖書全体で説かれるイエス・キリスト

「アーメン、アーメン」といって、ひれ伏すしかない説教を聞きました。

イエス様が、全ての聖書の各巻に現れておられ、最後の黙示録に怒涛の如く「啓示(これが「黙示」の元々の意味)」にされています!こういう説教、我々、日本の教会の牧者、説教者が置き忘れていないか?イエスが全ての全てであられる!聖書の中心、神のご計画の中心、創世記から黙示録まで「イエス・キリストご本人」であること。この方こそが私たちの必要の全てを満たされること。この方を宣べ伝える、宣言することが、礼拝の主目的であること。

この男の子を手本にしたい。 続きを読む 聖書全体で説かれるイエス・キリスト

カルバリーチャペルと会員制、”聖書塾”との線引き

この前、ある方から「カルバリーチャペルは、JEAに所属されないんですか?」と尋ねられました。「そうですね、米国からのカルバリーチャペルの群れは、元々、組織化することに消極的で、そんな発想さえ浮かんでいない状態かもしれません。」と、ちょっとはにかんで、お答えしました。

JEAどころか、少し前までクリスチャンの情報ブックにも掲載することもあまり考えていなかった状況です。そして会員制もないので、転籍の手続きは相手側の必要に応じて行なわせていただいていますが、こちら側としては必要ありません。しかし、教会や教会間にある秩序は重視しています。その詳しい内容について、日本のカルバリーチャペルとしての会員制についての立場を、カルバリーチャペル西東京の牧師、山東さんがツイッターで書いておられます。それをまだ書きかけ中のようですが、全文をご紹介します。

※因みに、我々カルバリーチャペルが自己紹介すると、日本では「大和カルバリーチャペルですか?」と尋ねられますが、そうではありません。以下の記事に説明がございます。

日本のカルバリーチャペル

日本のカルバリーチャペル公式ページ
日本のカルバリーチャペル公式ページ

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「悪を善、善を悪とする」時代

ああ。悪を善、善を悪と言っている者たち。」(イザヤ5:20)

これから、今の時代の特徴について、難しい問題を取り組みたいと思います。

自衛行為が聖書の禁じる「復讐」か?

あるクリスチャンの方が、フェイスブックのページを立ちあげて、最近の教会における政治的な偏りに取り組んでおられます。例えば、国防について、憲法九条を守る立場から自衛隊は無くす方向に持っていくことが”御心”であるとすることに対する違和感を表明しています。最近は、神学者や教役者の中にも、例えば家に変質者が襲ってきたとしても、”抵抗しない”という発言まで散見されます。

このことについて、しばしば引用されるのが「殺してはならない」「敵を愛しなさい」「剣を鞘に収めなさい」「国は国に向かって剣を上げず」・・というようなものです。しかし、これらの神の言葉が自衛隊不要論、国や家族を守ることの否定にまでつながるのか?という問題提起をしておられます。

私も、同じ葛藤を抱いています。このような平和絶対主義を聖書が言っているのか?と聞かれれば、私は、はっきりと「否」と答えます。以下、山上の垂訓にある主の命令に対する問いかけを、同じページで、ある牧師さんがされていたので、それぞれの問いかけに私なりに応答したものを、下に紹介します。 続きを読む 「悪を善、善を悪とする」時代

オリンピックに見るアラブの病気

卓球をしていた私は、いつも卓球の試合の動画を見るのが好きですが、リオ・オリンピックにおける卓球選手の活躍はずっと見ています。特に、水谷隼選手のオールラウンドのフォームは本当に美しいです。

そんな中、話題になったニュースで、そうだよなと分かりつつも、げんなりさせられたニュースがありました。柔道の試合で、イスラエル選手の握手をエジプトの選手が拒んで、大きな非難が起こり、ついに帰国処分にさせられたというものです。(ブログ記事

柔道男子100キロ超級1回戦でオル・サッソン選手(イスラエル)からの握手を拒むイスラム・エルシェハビ選手(エジプト)Photo: Associated Press
柔道男子100キロ超級1回戦でオル・サッソン選手(イスラエル)からの握手を拒むイスラム・エルシェハビ選手(エジプト)Photo: Associated Press

そこで、この問題に真正面から取り組んだ、非常に良質な記事を読みました。 続きを読む オリンピックに見るアラブの病気

MBF(マラナサ・バイブル・フェローシップ)2016年

先週、静岡にある教会の兄弟姉妹と私たちの教会LCFが、清里にある山梨県立八ヶ岳少年自然の家で、キャンプを持ちました。

“Surely I am coming quickly.” Amen. Even so, come, Lord Jesus!
マラナサ・バイブル・フェロシップ
2016 in 清里
8 月10 日(水)、11(祝木)、12 日(金)

清里の現地の気温は最低が15度ぐらい、最高が25度くらいという涼しさで、非常に体を休めることができ、主に感謝でした。心地よい眠気もあり、東京の暑さで体力をかなり消耗していたのを知りました。一日目は、静岡城北キリスト教会の牧者、見城和人さんが、二日目は、私が二回に渡って「異邦人の時」の題名で説教を二つしました。

「異邦人の時」(原稿 ・ 発表
音声1(ダニエル書)
音声2(黙示録とテサロニケ第二)

二日目の自由時間には、清里の観光をしました。清里の歴史は、宣教師たちの村おこしが始まりです。特に聖アンデレ教会の畳部屋の礼拝堂は感動しました。

詳しくは、こちらのブログ記事をご覧ください。「神の国を相続する

患難前携挙説への攻撃

先日、教会にいる方が、今、人気のある本として貸してくださったのが次の本です。

「小羊の王国」(岡山英雄著 いのちのことば社)

今、最初のほうを読んでいますが、いや~、びっくりします。神の大患難からキリスト者が救われる、という患難前携挙説を、テモテ第一1章にある「空想話」にまで断定してしまっています。最近、日本の福音派の学者さん、先生方の一部が、この信仰の持ち方を攻撃しています。おまけ反ヤスクニ闘争にあるような世俗にある反政府的行動を聖書的に肯定、後押ししていく文面もあります。逆の振り子、極端、危うさを見ます。

患難前携挙説を、「教会が、・・地上で苦しみを受けることはない」として紹介しているところから、間違っています。聖書には、世が聖徒たちに加える苦しみがあり、そして神がそのような悪や不正に対して下す、裁きとしての苦しみがあります。前者の「患難」の源はサタンであり、後者の患難の源は神ご自身です。キリスト者は、後者の御怒りから救われたという大前提があります。

患難前携挙説は、そのような世からの激しい迫害と苦しみを受けているキリスト者が、この世に対する激しい怒りを終わりの日に神が示されることを、畏れかしこみつつ知って、神の救いを宣べ伝えることに他なりません。復讐を神の御手にお任せする姿勢です。そして、自分たち自身にも神の怒りを受ける要素が多分にあるにも関わらず、それでもキリストの血潮によって洗い清められ、義と認められたのですから、それゆえ、神の怒りである患難から救われる、という神の恵みによる救いを持つ姿勢です。 続きを読む 患難前携挙説への攻撃

共和党、民主党、キリスト者

寛容を掲げる人たちにある非寛容

米大統領選について。私たちの日本語の情報は、米国内の主要なマスコミに頼っています。そしてその情報によって、私たちはいつの間にか、米国政治のイメージを形成しています。共和党=タカ派、好戦、であり、民主党=ハト派、平和、であり、「キリスト者が共和党を支持するなんて、信じられない。」とまで思っている人もいるのでないでしょうか。

殊に、今回の候補は暴言で問題視されるトランプ氏です。共和党の中、保守派でさえ亀裂が走っている中で、トランプ氏を支持するキリスト者がいることについて、「福音の本質から離れている」など、まるで信仰を捨てたと言わんばかりの発言を、ある日本の信者の発言に読みました。

私は、どちらが攻撃的なのか?と思っていました。トランプ氏の暴言を批判するまでは良いのですが、その使っている言葉は負けず劣らず排他的であり、トランプ氏とその支持者を人格まで否定するものなのです。

ここに、社会実験をした方がいます。共和党と民主党のそれぞれの全国大会において、その会場でプラカードを掲げます。共和党全国大会では、「私はヒラリーを愛しています」と書かれたもの、民主党では「私はトランプを愛しています」と書かれたものを掲げました。

続きを読む 共和党、民主党、キリスト者

「戦後70年 荒野で叫ぶ者の声」

今朝、見つけたサイトです。

戦後70年 荒野で叫ぶ者の声

これには正直、驚きました。 戦後70年の最後の日となる8月14日に悔い改めの聖会を開くということですが、その趣旨論文を見て、日本の宣教を考える中で私もこれまで悩んでいたことが、これほどまで、上手にまとめられている論文はありませんでした。そして、同じ思いを持っていた方がおられたことには正直、驚いています。

戦後70年、荒野で叫ぶ者の声(宣教師訓練センター 石野博著)

ここのブログを立ちあげた初期からずっと取り上げていた問題や祈りの数々がほとんど全て盛り込まれています。これは本当に優れた論考であり、そして祈りへの呼びかけです。

「相模原障害者施設殺傷事件」と私たち

ブログ記事では、兼ねてから、世界各地に広まっているイスラム国によるテロを取り扱ってきましたが、日本では戦後最大と呼ばれる殺傷事件が起こりました(ウィキペディア)。しかもそれが、障碍者に対するものであり、世界にも大きな衝撃が走りました。

同じ境遇の者による攻撃

実は、先月22日に、ドイツで連続的にテロが起こった中で、必ずしもイスラム主義ではない事件が起こっています。マクドナルドにいるトルコ系のムスリムの子たちに向かって、イラン系の少年が銃乱射したのです。イスラムの聖戦主義であれば、同じムスリムを狙うことはありませんが、それとは違った系統です。実は、少数派が同じ少数派に対して差別をし、攻撃的になるという複雑な事情が背後にあるようです。イラン人の中に自分たちはアーリア系(白人)であると位置づける人種優越思想が流布しているそうです。それに感化された可能性があるそうです。同じように、欧州における反ユダヤ主義があり、それは少数派で差別を受けているムスリムが、同じ少数派であるユダヤ人を攻撃しているという構図があります。つまり、「いじめられている子が、いじめっ子になる」ということです。(参照記事:「ミュンヘン銃乱射事件の被害者9名のうち8名が「トルコ系」で7名はムスリムか」)

そして、今回の相模原市にある知的障碍者施設における殺害事件とその事件が重なりました。なぜなら、元職員が行なったもので、しかも、自ら精神疾患があり、優生思想に侵されていました。それで、上のミュンヘンでの事件と重なりました。

悪魔が正体を現す

世界の現象はイスラム主義が原因とされてきましたが、実はもっと霊的なことではないかと思います。

悪魔は初めから人殺しであり、真理に立ってはいません。(ヨハネ8:44)」

悪魔が、その正体と牙を表してきました。イスラム思想研究者の分析では、一匹狼型のテロには「呼応型テロ」という言葉が使われてきました。(関連記事:「イスラーム国の衝撃」)けれども、何に呼応しているのか?もはや、ジハード思想ではなく悪魔そのものです。実はイスラム国でさえ、思想による触発、呼応であっても、究極的には悪魔の呼びかけに応じているのです。「神に従いなさい。悪魔に立ち向かいなさい。」と主は言われました。私は、容疑者が罪を悔い改め、キリストの十字架のところに行くように神さまに祈りました。

優生思想に呼応 続きを読む 「相模原障害者施設殺傷事件」と私たち