間もなく終わる宣伝戦、そして・・

終戦の兆し

ネタニヤフ首相が、勇気ある決断をしました。最後の停戦のテーブルには付かず、一方的に地上軍を南の国境の町ラファを除いて撤退させています。いくつかの理由が考えられますが、

  1. トンネル破壊がほぼ全て終わったこと。
  2. ハマスの数々の停戦違反。
  3. イスラエル兵士の死。
  4. 泥沼化に引きずり込まれないこと。

最後の、停戦においてイスラエルの兵士の死、拉致の疑いによって、「停戦」という言葉が逆に胡散臭くて怪しくなってきた今、ハマスの根絶ができなくとも、今は引き際だと判断したのだと思います。(もっぱら、ハマスの指導者はカタールやトルコにいてさらなる資金集めをしていますから、根絶は難しいのです。)

今だにマスコミは、イスラエル軍が無辜の市民を殺戮していることを話しています。イスラエル国防軍のサイトのみならず、現場の外国特派員が、自分の目の前でイスラエル向けのロケットが発射されている現場に出くわしています。ハマスの宣伝戦のメッキが剥がれてきました。

フィンランドの放送局

イスラエル軍が砲撃してきたとして、強く非難してきた病院です。 続きを読む 間もなく終わる宣伝戦、そして・・

パレスチナを愛する親イスラエル

FBのコメントで先週末掲載した投稿をこちらにもご紹介します。(実は、ちょっと悩んで、取り下げようかな?と思ったのですが、瞬く間に、いいね!がたくさんついてしまいました。)

イスラエルを愛することが、なぜかパレスチナを憎むことのように言われる。なぜだ?イスラエルを選ばれ、ユダヤ人を約束の地に導きられたのは、私たちの主イエス・キリストの神だ。だから、私は親ユダヤであり、親イスラエルだ。

そして神はすべての人を愛しておられる。アラブ・パレスチナ人を含めて愛しておられる。しかもアラブ人は、アブラハムの祝福を受けたイシュマエル人の末裔だ。愛さないではいられない。

両者が人間の世界では正反対の立場に置かれている。戦争によって、また政治的に対立する立場にある。だから何なのだ?私はイスラエル支持の発言をするし、パレスチナ人の苦しみへの共感も口にする。そこに矛盾はない。あるとしたら、それは人間の頭で考えているからだ。主の御言葉の中に自分を置けば、どちらも簡単にできる。

パレスチナ人クリスチャンは、イスラエルを憎んでいない。イスラエルを滅ぼそうなど考えていない。苦しいが、しかしイスラエルに反対するという選択肢はない。彼らも、主のくびきを負った人々だからだ。

同じように、イスラエルのユダヤ人信者は、パレスチナ人を憎んでいない。むしろ、自分たちにロケットを三千発以上打ってきた、そのガザ全体が滅びずに救われるよう執り成しの祈りを捧げている!そして、パレスチナ人クリスチャンと交わりを持っている。イスラエルを愛し、同胞の民を愛しながら、なお敵性民族を愛することは、全く矛盾しないのだ。

これは、アメリカに対しても、中国に対しても、イランに対しても、そう、北朝鮮に対しても抱かなければいけない思いだ。どの国も神の呪いを受けるに値しない、アブラハムの執り成しの祈りと同じ祈りがささげられている、神の憐れみの対象だ。

私は北朝鮮の国を、馬鹿にしたように、話の中で、しかもクリスチャンの中で呼ぶのを忌み嫌う。その人は北朝鮮のクリスチャンにあったことがるのか?脱北した兄弟姉妹も、そんな使われ方をしたら嫌な思いをすることを知らないのか。

アメリカ人クリスチャンを、宗教右派などとレッテルを貼り、こけにしたり、嫌悪感を露わにして、彼らがどう思っているのか知っているのか?閉鎖された”日本”キリスト教の壁をとっとと取り壊してもらいたい。平和なるキリストは、すでに隔ての壁を取り壊されたのだから。