想像力を働かせる

イスラエル政府は、今回の戦争でハマスとの蹴りをつけたいと思っており、戦いはさらに長引きそうです。一般の人々が抱いているこの戦争の見方は、「圧倒的な武力をもって攻めているイスラエル軍が、学校や病院を破壊し、無辜のガザ市民を殺傷している。」というものです。千人を超えた死者がいて、イスラエルの死傷者より圧倒的に多いことを見て、イスラエルの非道、あるいは仮に正当化できたとしても愚かな方法だというものでしょう。

ここでの問題は「想像力の欠如」であります。マスコミに映し出される映像や写真によって心象で判断している、何が起こっているかを深く考えていないという問題がありますが、最も大きい問題は「想像力の欠如」です。その中でも「現場の人たちの気持ち」をほんの少しも想像していません。本当に彼らのことを考えているのであれば、それが一番気になるはず。

日本と同じ民主主義の先進国

私は、イスラエルには四度行ったことがありますが、そこは、ある本の副題で「普通ではない国で普通に生きる人々」というものがありましたが、ぴったりです。こんなに普通ではない環境の中にある国ですが、人々の生活は先進国のそれとほとんど変わりません。つまり、日本人は彼らのことを共感するのは、それほど難しいことではないのです。 続きを読む 想像力を働かせる

恵比寿バイブルスタディのお知らせ(7月30日)

みなさんへ

おはようございます。梅雨も明け、暑くなってきましたね。

ルカによる福音書は8章に入ります。ルカは女に対するイエス様の働きを多く書いていますが、8章の冒頭もそうです。いっしょに学んでいきましょう。

ところで、8月は盆の時期にも重なる関係上、27日の一回のみとさせていただきます。

日時:7月30日(水)午後7時から
場所:目黒区立 田道住区センター三田分室 / 2階 第一会議室
聖書箇所:ルカ8章前半
※次回は、2014年8月27日です。

それでは、お会いできるのを楽しみにしています。

聖書を学ぶことの難しさ、イスラエルも

信仰の基本に戻る

バプテスマ式を終え、この前の日曜日に新しい教材を使っての、新しい信者の学びについての説明を教会の人々に行いました。信仰的に新しい人々だけでなく、他の人々にも開かれた学び会にしたいと思っています。

というのは、これをずっと前に学んだ人が「最近になってようやく分かった」と仰られたからです。その時はただ宿題をこなすような気持ちだった、とのこと。これは信仰者全般の課題で「分かっているようで分かっていない。」というのが現状です。何度も聞いているから、分かっていると漠然と思っていたけれども、いざ言葉として口から出すことができるのか、また聖書に書かれてある通りの意味合いで、例えば、「悔い改め」「救い」「信仰」「聖霊」などの言葉を使っているのか。そして伝道の時に、福音の神のご計画を、相手に合わせながら、かつ真理を曲げることなく語ることができているか、そんな課題があると思います。

私も同じです。大学二年生になる直前に明確に信仰を持ちましたが、教会や伝道に熱心になっていた自分が就職二年後に渡米し、そこで牧会訓練校に通い始めたのですが、「悔い改め」という言葉を忘れたクリスチャン生活であったことに気づいたのです。それで、牧師などという大袈裟な話ではなく、クリスチャンのイロハに戻ろうという初心に帰りました。

こうした過程が、信仰生活の中であると思います。これはヤコブ書1章にある、「聞いているだけでなく、御言葉を実践する者になりなさい。」につながる過程です。つまり、聞いていて分かっているつもりが、生活の中で生かされていないという課題です。これをじっくりと、時間をかけて主に働きかけていただくことが霊的生活ではないでしょうか。

分かっているつもりで分かっていない聖書

聖書の学びも同じでしょう。知識的には分かっているはずの話、聖書箇所であったりします。そして教会生活が長くなると、説教を聞けば「また同じ話をしている。」と思います。そして牧者に対しても批判的になります。「俺たちは現実の生活でもがいているのに、聖書ばかり見てなんかのうのうとしているな。」 続きを読む 聖書を学ぶことの難しさ、イスラエルも

過激な愛とその宣教

イスラエルによる対ガザの防衛境界作戦は、地上戦へと入りました。まずはその報道と、作戦の目的を書いた記事をここに紹介します。

地上軍投入は不可欠:元南方総司令官ツビカ・フォーゲル氏 2014.7.16

地上軍・ガザ侵攻開始 2014.7.18

今朝、私たち夫婦は祈りました。「犠牲者が極限に抑えられますように。正義が速やかに執行されますように。そして、この困難な時に、パレスチナとイスラエルのクリスチャンたちを通して、キリストの光が照らされますように。」

ユダヤ人とアラブ人への宣教の働きをしているジョエル・ローゼンバーグ氏も次の祈りの要請をしています。「クリスチャンの皆さん、ガザのパレスチナ人に、またイスラエル人に、主が静けさと、慰めと癒しを授けてくださるよう祈り続けてください。交戦に巻き込まれている何百万もの無実のユダヤ人とアラブ人のために祈ってください。そして、ハマスとイスラム聖戦のテロリストのためにも祈ってください。神が抜本的に彼らの心を変え、暴力と悪から立ち返り、イエス・キリストとの個人的な関係に入れますように。神は、聖書時代、テロリストを救い、一変させてくださいました。私たちの時代にもしてくださいます。自著”Inside Revolution”のために、そのような沢山の方々に会い、取材しました。主がこの危機に大いなることをしてくださいますように!」(Facebook)

この”Inside the Revolution“の中で、著者ジョエルは、まだ鉄のカーテンのあった共産圏に聖書を運び続けた、名著「神の密輸商人」ブラザー・アンドリューの働きを紹介しています。その本が、Light Forceです。私はこの二冊で、中東を神がどう見ておられるのか、また宣教とそのにある神の過激な愛を知りました。 続きを読む 過激な愛とその宣教

「イスラエルを祝福する」は偏愛ではない

イスラエルを祝福するとは」と「怒る者から、執り成す者へ」の記事の続きになります。

創世記12章3節を取り上げて、「イスラエルを特別視する」ということを、親イスラエルのキリスト者に対して批判者は声を上げます。もちろん、しっかりと調べた上で、公正な目で状況を判断しなければいけないことは言うまでもありません。しかし、そのような批判者こそがまともに状況判断をせず、公平性に欠けている場合が多い、ということは言わなければいけません。イスラエル情勢を注視している者たちは、数々の偏見と不公正を見てきたので、強い反発を抱き、なぜ神がアブラハムに、「あなたを呪う者は呪われる」と言われたのかが、合点が行くようになります。

つまり、イスラエルを祝福するのは、それが自体が目的ではなく、神の正義と公正を追及した結果、そういう立場になるのです。

聖書全体において、イスラエルを神が祝福することが、すなわち神の国の成就であり、イザヤが幻の中で見た、正義と平和が満ち満ちた世界を見る事につながります。イスラエルを祝福することと、神の正義を求めることは表裏一体なのです。

現地からの小さき声

私が目に留まった小さき声をここに紹介します。 続きを読む 「イスラエルを祝福する」は偏愛ではない

クリスチャン女性へ - あなたは綺麗です

とんでもない題名をつけてしまいました、でも本気です。まずは今朝見つけた、次のビデオをご覧あれ。

感動しました。すべて素顔の女性は美しいと思いましたし、特にかつらを取った後の彼女はなんと美しいことか!私は化粧を否定するものではありません。しかし過度に化粧をしていく中で、次の二つのことが心の中で進行しているのではないでしょうか?

1)自信がない
2)流行に乗りたい

2)については、黙示録18章をご一読を。これが流行の正体です。1)について詳しく話します。

私は海外から日本に戻ってくる度に、ストレスが溜まることがあります。それは、きれいすぎる女性たちを見ることです。その「きれいすぎる」というのは、ちょうど上塗りだけした、脆く壊れやすい物と似ていて、何か少しでも外的ストレスを加えると崩れ落ちてしまうような「外見上の美しさ」であります。 続きを読む クリスチャン女性へ - あなたは綺麗です

怒る者から、執り成す者へ

二週間、日本を離れていたのですが、戻って来たらイスラエルのガザ空爆のことで、賑わっているので驚きました。驚いたのは、その空爆ではなく、いつもはイスラエルとパレスチナの関係に無関心な日本人が、空爆の画像を見て「戦争はいけない」と口角泡を飛ばしていることです。以前、ネタニヤフ首相来日に無関心の日本の非常識をブログに書きました が、全く対照的な反応なのです。はたまたイスラエルの行動を擁護する少数の人々は、自衛隊派遣の正統性を補強するために語っているという・・。いつまでも限りなく内向きな姿にむしろ、現地の戦争よりも深刻な問題を感じます。

平和を掲げながらの戦争準備

私はその海外において、そこにいるクリスチャンたちに、マスコミ情報が国の思惑とも相働いて、その心が戦争の準備をさせていること、そのようにして悪魔が巧妙に働いていることをお話ししました。皆が日本の集団自衛権の是非を論じていますが、既に戦争は心の中で始まっているのです。マスコミのごく一部の見方によって心の中に、じわじわと漠然とした偏見が沁みこんでいます。

そして、いざ国が戦争行為を出動させる時、国民の支持が得られる必要があるのですが、長いことマスコミで操作された情報を受けていたので、容易に支持するようになるのです。これが戦争のからくりです。戦争反対あるいは支持を掲げる前に、自分が果たして公平に、冷静に状況を分析しているのか、知らないでやみくもに主張していやいないか、吟味する必要があります。

続きを読む 怒る者から、執り成す者へ

東アジア青年キリスト者大会、祈り会キャンプ

東アジア青年キリスト者大会の祈り会の案内をいたします。参加者以外の方も大歓迎ですので、ぜひご連絡ください。

皆さん、お元気ですか。
梅雨の季節ですが、神様の平安がありますように祈ります。

日中韓のクリスチャンが共に祈り、礼拝し、交わりできるようにしてくださった神様に感謝します。民族と国境を越え世界を統治される我が主の御名を誉め称えます。 前回に承りました意見により「東アジア祈祷会1泊2日キャンプ」を持って、共に交わり、礼拝し、東アジアのため、また指導者たちのために祈る時間を持ちたいと思っております。

皆さんの参加お待ちしています。より多くの方々が参加できるように、宿泊する場所を交通の便利な東京23区内にしました。さらにキャンプ場では、レストランと体育館も用意しており、皆さんとより楽しい時間を持ちたいをと思います。 済州島で行われた東アジア青年大会に参加された方々ももちろん、参加されてない方々でも興味のある方も参加できます。参加を希望される方々は次の案内を参考して申し込むようお願いします。皆さんと共に日中韓のため祈り礼拝することを願います。

期間:2014.7.25(金):
午後6:00夕食から−26(土):午前11時ランチ前まで
内容:日中韓が共に礼拝、賛美、祈祷、ゲーム、交わり
参加費:3000円(2食、1泊含み)
場所:〒121-0807 東京都足立区伊興本町2-1-10 神の家族主イエス・キリスト教会参加申し込み:参加希望の方は名前、性別、連絡先(電話番号、メール)をeastasia.christian@gmail.comにmailしてください。

東アジア青年クリスチャン者大会委員会

恵比寿バイブルスタディ(7月16日)

昨日の礼拝は、いかがでしたか?私たちは、無事に土曜夜に海外から帰国できました。とてもすばらしい旅でした。

ルカによる福音書は7章に入っています。次回は18節以降ですが、イエス様の私たちの予想を超える人々に届かれる姿から、私たちが良い意味で変な人(?)にならなければいけないことを読みました。そこで果たしてイエスがメシヤなのかとまでバプテスマのヨハネの信仰が揺るいでしまうという状態でありました。このことからの話を読んでいきます。

日時:7月16日(水)午後7時から
場所:目黒区立 田道住区センター三田分室 / 2階 第一会議室
聖書箇所:ルカ7章18節以降
※次回は、2014年7月30日です。

それでは、お会いできるのを楽しみにしています。