「迫害下にある教会のための国際祈祷日2014」

IDOP14これまで一連のブログ記事で、世界で起こっていることとして、キリスト者に対する迫害について書いています。そして何と、日本福音同盟がそうした客観的資料を日本語に訳して、世界福音同盟の主催するこの祈りの日に賛同し、参加を呼びかけています。

NEAのサイトから

2014年11月9日は世界福音同盟(WEA)信教の自由委員会などの呼びかけによる「迫害下の教会のために祈る国際祈祷日2014」(International Day Of Prayer for the Persecuted Church = IDOP14)です。何百万人ものクリスチャンたちがイエス・キリストを主であると告白する信仰のために迫害され、苦しみ、傷つけられ、殺されています。わたしたちも世界のクリスチャンたちと共に、迫害下にある兄弟・姉妹たちのために祈りを合わせましょう。
(※WEA信教の自由委員会は11月9日にIDOP14実施を呼びかけていますが、地域・団体によっては11月2日に実施される場合もあるとのことです。)

★IDOP14祈りのガイド(日本語版)をダウンロードしてお使いください。
PDF版
パワーポイント版
★さらに多くの情報やストーリーがIDOP14のウェブサイト(英語)に掲載されています。こちら

紹介ビデオ

そして去年のIDOPの世界地図が日本語に訳されています。これもとても勉強になるでしょう、そして祈りに役立ちます。(クリックすれば、大きなPDF版が出てきます。)
IDOP13

参照ブログ:「キリスト者の迫害と急増

サブカルへの伝道

昨晩は、「世における聖霊の働き」(原稿音声)ということで西日暮里バイブルスタディを終えました。聖書メッセージの中で触れた「背教」が、自分の身近に数多くあるという話を分かち合いました。

背教はいろいろな形で起こりますが、初めは非常に些細なものです。これは聖書に啓示されている真理とは違うでしょう?と少し感じるのですが、表向きはすべて正統に見えます。けれども、そこで修正しなかったために、今やあまりにもあからさまに逸脱していきます。ある牧師が、こんな例えをしていました。「(本人は南カリフォルニア在住)ロサンゼルス港から船がハワイ向けに出航する時にそれが方角に一度のずれがあって、大したことがないと思っても、ハワイのところまで来る頃には、何十キロも外れるようになる。」これが、背教や偽りの教えの特徴です。

アイドル伝道??

ところで、私が「これは変だ!」と思っている動きがあります。それは「アイドルの教会導入」です。写真は、最近、キリスト教関係者らが主催したイベントでのものです。ネット上でも批判があり、主催者側からの弁明や反論、また批判するような者を批判する逆批判(?)も読みました。

ミニまとめ:「アイドルを礼拝する」「アイドル宗教」と「いのりフェスティバル」がコラボ – NAVER まとめ

続きを読む サブカルへの伝道

雛の高度120メートル急降下

先ほど見た、映像。怖かった。(゚Д゚;)

Barnacle gosling’s terrifying cliff tumble
カオジロガンの子の、恐怖の崖投下)

次の聖句を思い出したので、親鳥が途中で翼を広げて拾いに行ってくれると思ったのに!「わしが巣のひなを呼びさまし、そのひなの上を舞いかけり、翼を広げてこれを取り、羽に載せて行くように。 申命記32:11 」でも、生きてて良かった。鷲の子については、こちらのビデオを見つけました。雛というか大きくなっているけど、雁の子と比べるかなりビビッてますね。誰か、申命記32章11節の動画見付けたら教えてください。<(_ _)>

https://youtu.be/ppbvXRn6bOg

「イスラエル〜咲と典子の姉妹旅行〜」

すごいすごい、イスラエル旅行の観光のためのアニメシリーズを、イスラエル大使館が始めてます!ぜひぜひ、イスラエルに関心のない方にこれを使って宣伝してください。

イスラエル〜咲と典子の姉妹旅行〜

聖地を見たいという筋金入りの信者の方々には邪魔にはならないと思いますが、いや、このアニメに出てくる、「戦争があって、砂漠だけのところ」というイメージは、私も聖地旅行を案内する時にしばしば質問を受けるのです。別にイスラエル・フリークでなくても、行った人はみな分かります、これが等身大の姿です。これを普通の日本の人々に分かってもらおうとするアニメシリーズは、画期的です。

イスラエル大使館:アニメ作成 「シャロウムちゃん」登場(毎日新聞)

キリストを主とする自由

先週、ツイートしたことをまとめて、こちらにも紹介します。

牧師の説教原稿を裁判所に提出?

Houston Mayor Annise Parker has become a lightning rod for criticism that she is trying to quell dissent against her pro-gay agenda by trying to intimidate pastors. (Facebook)
Houston Mayor Annise Parker has become a lightning rod for criticism that she is trying to quell dissent against her pro-gay agenda by trying to intimidate pastors. (Facebook)

今、米国テキサス州のヒューストン市長(同性愛者であることを公表)が、市内の牧師五名に、性問題や市長への批判等について、説教の中で語った原稿を提出するように召喚状を送付して、それが全米の教会と牧師たちの間で大きな反対運動となっている。日本でもそうだが、これは宗教と表現の自由を侵す深刻な動きだ。

宗教の自由を弾圧するヒューストンのレズ市長、悪法に抗議する牧師たちの説教原稿の提出を要請

米国合衆国憲法でこう定められている。

修正第1条
(信教・言論・出版・集会の自由、請願権)
合衆国議会は、国教を樹立、または宗教上の行為を自由に行なうことを禁止する法律、言論または報道の自由を制限する法律、ならびに、市民が平穏に集会しまた苦情の処理を求めて政府に対し請願する権利を侵害する法律を制定してはならない。

日本人の宗教観を反映する自民党改憲案

では、同じ分野について現日本国憲法ではどうなっているか? 続きを読む キリストを主とする自由

恵比寿バイブルスタディ(10月22日)

みなさんへ

こんばんは。今日の礼拝が祝福されたことと思います。今週水曜日に、恵比寿バイブルスタディがあります。

日時:10月22日(水)午後7時から
場所:目黒区立 田道住区センター三田分室 / 2階 第一会議室
聖書箇所:ルカ11章

ルカの福音書における、イエス様の宣教の本質的な側面は霊の戦いです。この部分を明確に現しているのが11章になります。すべて読み終えられるかわかりませんが、全部読んでみてください。そして私たちの福音の働きが、この激しい霊の戦いの文脈の中で進んでいることを学んでみたいと思います。

水曜日にお会いできることを楽しみにしています。

何をもってイスラム主義が危険なのか?

昨日、ツイッターで内藤正典氏のそれをリツイートし、それから私の見解を書きました。少し編集して書きます。彼の主張から、今、イスラム国の台頭を始めとするムスリムの論理を辿ることができます。そしてなぜそれが、私たちには理解しがたいもの、大きな問題を孕んでいるかを論じていきたいと思います。

イスラム国はムスリムの解?

内藤氏のツイート:
欧米諸国や日本では、イスラーム国が突然登場し、ヤズィーディ達を迫害し、人道の罪を犯した、その時点からしか見ていません。その前にどれだけの理不尽な死があり、遺体の山が築かれていたかを見ようとしません。イスラームの過激主義は、突然、涌いて出てくるのではありません。彼らの行為を人道の罪と断罪するなら、なぜ、ドローンで住民の生命を奪う米国への人道の罪を問わなかったのでしょう?民主的に選ばれた大統領を追放したのみならず、支持者に発砲し千人あまりを殺害し、ムスリム同胞団員を何百人も死刑とするエジプトの軍事政権を人道の罪に問わないのでしょう?ガザのこどもたち500人もの生命を奪ったイスラエルを人道の罪に問わないのでしょうか?国連事務総長は、今になってガザを訪問し砲撃で住民の生命が奪われたUNRWAの学校の悲劇を嘆くなら、なぜ数ヶ月も続いた攻撃を止めるためにアメリカと刺し違える覚悟を示さなかったのでしょう?

イスラーム国は人道の罪に問うべきです。しかし、それならば、過去半世紀、過去一世紀、何の悪意もなく家族と暮らしていた人びとの生命を理不尽に奪いながら、謝罪も賠償もせず口をつぐんできた全ての加害者を人道の罪に問わねばなりません。そうでなければ、イスラーム国を武力で叩き潰しても、それはリビアに、パキスタンに、イエメンに、イギリスに、フランスに、ドイツに、転移するだけです。イスラーム国は正解ではありませんが、こういう状況に置かれてきた中東のムスリムによる解の一つであることに疑いの余地はありません。それが彼ら自身の「解」であることさえ否定したいのなら否定すればよいでしょう。見たくない解を遺体も残らぬほどに粉砕したらよいのです。しかし、それはあまりにも愚かな世界の破壊をもたらすことになるでしょう。

・・以上ですが、次が私のツイートを基にして、私の見解を書きたいと思います。

殺されたムスリムの90%以上は同じムスリムに拠る 続きを読む 何をもってイスラム主義が危険なのか?

改めてイスラム教の紹介

(前記事「北大生のイスラム国参加未遂事件」からの続き)

そこで改めてイスラム教についてご紹介したいと思います。それは、キリスト者が近々、迫ってくるであろうムスリム伝道に備えるためです。

2001年の米国同時多発テロ事件の直後、急いでイスラム教について調べて、記事に残しています。

イスラムに働く霊

けれども、この記事はイスラム・テロリズムを踏まえた紹介であり、イスラム教義全般のものではありません。日本語によるものでは、中田考氏の、今は亡き夫人の書いた次のPDFが読み易いでしょう。

『やさしいイスラーム講座』、ムスリム新聞社、2007

『続・やさしいイスラーム講座』、ムスリム新聞社、2007

アッラーの性質

イスラムというのは、「服従、ゆだねる、明け渡す」という意味があり、唯一神アッラーに帰依すること、これがイスラムの信仰の支柱です。中田考氏の旧サイトにて紹介されているイスラムの根本教義から抜粋しましょう。

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イスラームの根本教義とは偶像崇拝の禁止に他ならない。
この世界の中に存在するいかなる被造物をも神としないことが、イスラームの大前提であり、その前提の上に全世界の創造主たるアッラーへの絶対帰依、即ちイスラームの教えが帰結する。 続きを読む 改めてイスラム教の紹介

北大生のイスラム国参加未遂事件

ブログでは、イスラム国についての記事をあまり載せていませんでしたが、フェイスブックとツイッター上では連続して載せておりました。ここでまとめたものを載せたいと思います。
中田考
北大生のイスラム国参加未遂の事件が大きなニュースとなりましたが、そこに元大学教授が関わっているという話が入ってきました。彼は中田考という、日本では稀有のイスラム原理主義の法学者です。私は半年ぐらい前から彼のツイッターをフォローしていました。彼はサブカルチャーのような体裁をもって、その教えることはアラブにおけるイスラム過激主義そのものであり、しかし説得力と新鮮さをもって分かり易く語っていること、そしてイスラム国を支持するだけでなく人脈や接触も持っていることから、いつか若者が影響されて、彼を通して参加するのではないかと感じていました。公安が監視していなかったら、よほどの節穴だと思っていました。

その中で、このニュースが流れて驚いたのです。そして、悔い改めに迫られました。「自分も、聖書を信仰の根本と信じる根本主義者だ。彼はイスラム法によるカリフ制を待望しているが、彼のように、私がキリストの御国の福音に献身し、傾倒してきただろうか」と。その時の驚きを次のツイッターとフェイスブックで次のように書きました。

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(北大生本人について)東日本大震災の救援の時もそうだったが、クリスチャンではない団体の中には(もちろん一部だが)、「自分探し」の人が多かった。クリスチャンは、自分のために他者を愛するのではなく、キリストのゆえに愛するのであり、それしか理由があってはならない。 続きを読む 北大生のイスラム国参加未遂事件

恵比寿バイブル・スタディ(10月8日)

みなさんへ

こんばんは。今日の礼拝はいかがでしたか?台風が近づいていますが、明日のお仕事が守られますように。

今週水曜日に、恵比寿バイブルスタディがあります。

日時:10月8日(水)午後7時から
場所:目黒区立 田道住区センター三田分室 / 2階 第一会議室
聖書箇所:ルカ10章

エルサレムに向かうことを意識して続けて宣教の働きをしているイエス様の姿を見ます。10章全体を網羅できるか分かりませんが、良きサマリヤ人の話、そしてマルタとマリヤの話という大変重要な逸話が二つ出てきます。

お知らせ①
今後の恵比寿の学びについては、教会のカレンダーをご覧になると最も早く、先まで見ることができます。

お知らせ②
12月の予定ですが、10日と17日にしました。17日に、できれば学びの後にどこかで夕食会をしたいと思います。

以上です、よろしくお願いします。